会社を辞めてからの転職活動は危険!

会社を辞めてからの転職活動は危険!転職を始めるベストな時期とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加  

転職活動をする人は、2つのパターンに分けられます。

 

1つは、会社で働きながら、他の会社の面接を受ける方法。そしてもう1つは、今の会社を辞めてから、転職活動を行う方法です。前者の場合は良いのですが、後者を選択した場合は注意が必要となります。

 

なぜかというと、転職活動が長期化する可能性があるからです。会社を辞めれば時間に余裕ができるので、転職活動に集中することができるメリットがあります。でも、離職期間が長くなるほど、書類選考や面接が通過しにくくなるリスクもあります。

 

なので、会社を辞める前に、リスクについて理解しておきましょう。

 

会社を辞めてからの転職活動は危険!転職を始めるベストな時期とは?

 

早期退職制度の落とし穴

 

最近は、人員整理の一環で早期退職者を募集する企業が増えてきました。通常の定年よりも早く会社を辞めることで、退職金にプラスアルファが加算されるので金銭的にメリットがあります。なので、早期に退職する人が多いようです。

 

でも、再就職を考えているのであれば、よく考えた方が良いかもしれません。なぜなら、転職先が見つからずに、思ったよりも失業期間が長くなってしまう可能性があるからです。

 

もしも、失業期間が6か月以上になってしまうと、企業から提示される条件も悪くなります。たとえば、給料が前職の20%減となってしまったり、酷い時だと50%減に近い金額を提示されることさえあるわけです。

 

このように、企業の採用担当者から見ると、失業期間の長い人の評価は低くなってしまいます。なので、以前よりも悪い環境で働かざるを得ない状況になるかもしれません。

 

 

「働きながらの転職活動」と「辞めてからの転職活動」の比較

 

働きながらの転職活動と、辞めてからの転職活動では、それぞれにメリット・デメリットがあります。内定をもらえる企業も変わってくるはずなので、それぞれの違いを正しく理解しておきましょう。

 

 

働きながら転職活動する場合

 

メリット
  • 無収入になる心配がない
  • ギリギリまで社宅に住むことができる
  • 求人探しで妥協しなくていい
  • キャリアが途切れることがない
  • 次が決まってから退職すれば、引き留めに合いにくい
  • 税金や保険の手続きを自分でしなくていい
  • 良い求人が無ければ、転職活動を止めることもできる

 

 

デメリット
  • 使える時間が限られるので、中途半端な活動になりがち
  • 面接のスケジュールを合わせにくい
  • 急ぎの求人だと選考で不利になる
  • 資格取得の時間などが取れない
  • 引継ぎや入社手続きなどで忙しくなる
  • 追い込まれることがないため、本気になれないことがある

 

 

辞めてから転職活動する場合

 

メリット
  • 情報収集や企業研究の時間がたっぷりある
  • 面接のスケジュールを合わせられる
  • 心身ともにリフレッシュできる
  • 資格を取得する余裕がある
  • 失業手当の支給を受けられる
  • 急募の求人でもすぐに入社できる

 

 

デメリット
  • 最低でも3ヶ月は無収入になる
  • すぐに決まらないと焦ってしまう
  • 失業期間が長引くと不利になる
  • 自己管理が甘いと生活が乱れる
  • 1人で活動することになるので孤独を感じやすい

 

 

状況によって転職活動のやり方は変わる

 

在職したまま転職活動した方が良いケース

 

  • 貯金額に余裕がない
  • 社宅に住んでいる

 

こういった状態であれば、在職したままで転職活動をするべきです。自己都合退職の場合、失業保険を受け取れるまでに3ヶ月もかかってしまいます。なので、十分な貯金を持っていないなら、生活ができなくなるわけですね。

 

また、社宅に住んでいるのなら退職と同時に出ていかないといけませんし、余計な引っ越し費用も掛かることになります。

 

実家に戻れるのであれば良いですが、そうでないなら厳しい状況となってしまうでしょう。なので、資金に余裕がない人は、仕事をしながら転職活動をした方が良いですね。

 

在職中の転職活動におけるメリットとデメリット

 

 

辞めてから転職活動したほうが良いケース

 

  • 仕事が忙しすぎて、転職活動の時間が取れない
  • 志望分野に進むために、新しいスキルや資格を取得する必要がある
  • 精神的に追い込まれており、これ以上続けられない

 

やむを得ない事情があるのなら、先に会社を辞めてから転職活動をした方が良いでしょう。会社を辞めてしまえば自由の身となるので、時間に余裕を持って活動することができます。

 

ゆっくりと情報収集をして応募先企業を絞り込むことができますし、面接の日程もスムーズに決めることができるはずです。

 

 

また、最近はブラック企業などが社会問題となっており、毎日のように長時間労働を強いられている人もいるかもしれません。上司からのパワハラなどがあると、精神的に参ってしまいますよね。

 

そんな状態だと満足に転職活動もできませんから、思い切って会社を辞めてしまうべきでしょう。

 

 

先に会社を辞めると不利になるリスクがある

 

やむを得ず会社を辞めることもあるでしょうが、失業中の転職活動には多くのリスクが付いて回ります。トータルで考えると不利になることが多いですから、よく考えてから会社を辞めるようにしてください。

 

最も大きなリスクが、失業期間が長期化するということですね。

 

書類選考や面接に落ち続けると、自信を失ってしまうでしょう。そんな状態で面接を受けに行ったとしても、採用を勝ち取ることはできません。すると、不採用が続くようになってしまい、どんどん自信が無くなる悪循環にハマります。

 

さらに、失業期間の長い人に対する偏見もあります。企業からすれば、何度も選考に落ち続けている人は、何かしらの欠点があると思われがちです。なので、自社の求めているスキルを持っていたとしても、採用を見送るという結果になるかもしれません。

 

求人募集にも繁忙期と閑散期がありますから、求人が少ない時期に退職すると次の仕事が決まりにくくなるわけです。一般的には、失業期間が6カ月以上になると採用率が大幅に落ちると言われていますので、退職時期は十分に検討しましょう。

 

 

キャリアというのは、継続性が重視されるものです。ですから、ブランクが長くなるほどに、転職は難しくなることを理解してください。長い人だと、1年以上も転職先が見つからない人もいます。そうなってしまうと、かなり厳しい状況だといえます。

 

 

時間的、精神的な余裕を持つことが大切

 

働きながら転職活動をした場合、お金の心配をする必要が無いので余裕を持って行動することができます。そして、良い職場が見つからないなら、「転職しない」という選択肢もあるわけです。

 

一方、会社を辞めてから転職活動行うと、選択肢が無くなってしまいます。つまり、絶対に転職する必要があるということです。そうなると、早く内定をもらいたいという強迫観念に駆られてしまって、焦りが生まれることになります。

 

すると、条件の悪い会社に入社してしまい、後悔する事になるかもしれません。こうなると、本来の転職の目的からブレてしまうことになり、自分のキャリアにも傷が付いてしまいます。

 

 

ですから、会社を辞めたいと思ったら、一度上司に相談してみると良いでしょう。会社に対して不満があったとしても、上司に相談することで解決できる場合があります。その不満が解消されれば、転職をする必要は無くなりますよね。

 

仮に、話し合いで解決しなかったなら、心置きなく転職することができます。転職面接においては、不満を解消するためにアクションをしたのかを問われることも多いため、上司と話し合っておいて損はありません。

 

 

 

以上のように、会社を辞めてから転職活動を行うのは、リスクがあるといえます。十分なキャリアがあって短期間で決められる自信があるなら良いですが、そうでないのであれば仕事をしながら転職活動を行うことをおススメします。


このエントリーをはてなブックマークに追加