仕事をしながら転職活動!在職中の転職活動のメリット・デメリットとは?

仕事をしながら転職活動!在職中の転職活動のメリット・デメリットとは?

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転職をしたいと考えた場合、会社を辞めてから転職活動をするか、仕事をしながら転職活動を行うかで迷うと思います。すぐにでも会社を辞めたいときもあるでしょうし、辞めるのは不安だという人もいるでしょう。

 

転職のタイミング」でも紹介しましたが、仕事をしながらの方が総合的なメリットは多いです。しかし、業務が忙しくて時間が無い人だと、思うように活動が進まないといったことがあるかもしれません。

 

在職中の転職活動にもメリット・デメリットがありますから、それらを理解して適切な方法を選択できるようにしてください。

 

仕事をしながら転職活動!在職中の転職活動のメリット・デメリットとは?

 

在職中の転職によるメリット

 

計画性のある人だと思われる

 

先に会社を辞めてしまうと、計画性が無く勢いで行動する人だと思われる可能性があります。特に、離職期間が長くなるほど、何か問題があると勘ぐられてしまったりしますね。

 

やはり、社会人として計画性は重要なので、面接官の印象も変わってくるでしょう。長期的な視点を持って行動できる人材をアピールできますから、かなりプラスだと思います。

 

 

今のキャリアを生かせる

 

転職をする上でブランク期間があると、かなりのマイナスになります。中途採用では即戦力が求められますから、数ヶ月でもブランクがある人は敬遠される傾向にあるからですね。

 

今現在も仕事をしているのであれば、活躍が期待できるので歓迎してくれる企業が多いです。なので、同業種への転職を考えている場合は、働きながら転職活動をした方が有利ですね。

 

同じ職種を現在もやっているのなら、自然と自己アピールも伝わりやすくなると思います。

 

 

生活資金に困ることがない

 

在職中の転職では、これが一番のメリットですね。会社を辞めてしまうと給料が入らないので、自分の貯金を切り崩していくことになります。なので、焦りが生まれてしまって、第一志望でなくても妥協してしまうことがあるわけです。

 

一方、仕事をしながらであれば、収入が途絶えることはありません。余裕をもって転職活動を行うことができるために、自分が納得できるまで根気よく求人を探すことができますね。

 

 

良い求人が無ければ転職しない選択肢もある

 

在職中に転職活動をしているのなら、必ずしも転職する必要はありません。自分の求める条件の求人がないのなら、そのまま今の会社で働き続ければ良いわけです。ですから、全くリスクがないということですね。

 

しかし、会社を辞めてしまったら、絶対に転職をしなくてはいけません。生活のために仕事は必要なので、条件が悪かったとしても入社せざるを得ない状況になることもあります。

 

最悪の場合、前の会社よりも悪い条件になることもあるので、キャリアダウンになってしまうでしょう。それだと、履歴書に傷をつけるだけですから、大きなマイナスだといえますね。

 

 

保険や年金・税金の手続きをしなくても良い

 

会社を辞めて失業期間があると、その間に保険や年金の切り替え手続きをしなくてはいけません。健康保険は社会保険から国民健康保険へ、年金は厚生年金から国民年金への切り替えが必要です。

 

また、住民税と所得税の納付も行わなくてはいけません。これらをすべて自分でやる必要があるので、かなりの手間が掛かってしまいます。手続き方法を調べることから始めますから、相当なストレスとなってしまうでしょう。

 

収入が無くなった状態で支払いがありますから、経済的にもかなり苦しくなってしまいますね。

 

 

でも、転職先を決めてから退職することができれば、それらの手続きはすべて次の会社が行ってくれます。面倒な手間を省くことができますから、自分は仕事だけに集中することができるわけです。

 

 

退職時に引き留めに遭いにくくなる

 

会社を退職するときには、上司から引き留められると思います。特に、転職が決まっていない段階で辞めようとすると、言い訳ができないですよね。優秀な人ほど強く引き留められますから、それで退職を断念する人も少なくありません。

 

でも、在職中に転職活動をするのなら、次が決まってから退職することになります。すると、上司としても引き留めにくくなりますから、スムーズに退職できる可能性が高いわけです。

 

お世話になった上司の頼みは断りにくいですが、次が決まっている状況なら退職する理由になりますよね。

 

 

在職中の転職活動によるデメリット

 

時間を確保しにくい

 

毎日の仕事がありますから、時間を取ることが難しかったりします。キャリアの棚卸しや求人情報の収集、企業研究や応募書類の作成、面接など、転職活動ではやることが非常に多いです。

 

仕事をしながら空いた時間にやらなくてはいけないので、精神的にも体力的にもハードであることを覚悟しなくてはいけません。忙しさに負けてモチベーションが下がってしまい、転職を諦める人も少なくないようです。

 

なので、早めに仕事を終わらせて時間を確保したり、休日を有効利用したりなど、色々な工夫が必要となるでしょう。

 

 

よく調べずに入社してしまう可能性がある

 

良い求人情報が見つかったら、しっかりと企業研究をして吟味しなくてはいけません。求めている条件を満たしているか、やりたい仕事ができるのか、人間関係はどうなのかなど、自分と合っているかどうかを見極める必要があるわけです。

 

ですが、毎日の仕事に追われていると、そういった下調べが疎かになることがあります。求人票だけの情報を鵜呑みにしてしまって、いざ入社してみると予想と大きく違っているかもしれません。

 

ですので、面接時に重要事項を確認したり、会社見学などをさせてもらって、全体の雰囲気を知っておく必要がありますね。

 

 

本気になることができない

 

在職中の転職活動では、良くも悪くも余裕があります。継続的に給料は入ってきますから、転職先が見つからなくても生活に困ることは無いわけです。そのため、モチベーションを保つことが難しいですね。

 

また、仕事に追われているような状況だと、転職のことが頭から離れてしまったりします。なので、よほど意識が高い人か要領の良い人でないと、真剣に転職活動に取り組むことはできないでしょう。

 

だから、「なぜ転職したいのか?」という目的を明確にして、常に意識が高い状態を保つ必要があります。

 

 

周りの人にバレると気まずい

 

会社の人間に転職活動をしていることが知られると、かなり気まずい雰囲気となることがあります。特に、上司にバレてしまったら、何らかの圧力をかけてこられるかもしれません。

 

その後、転職をしなかったとしても、職場の人間とギクシャクした関係になってしまうでしょう。自分の立場が悪くなってしまうので、将来的な出世にも影響が出る可能性があります。

 

ですから、応募先企業との連絡は目立たないように行ったり、面接の日は有休を取得するなどの工夫が必要です。外回りの営業職であれば、空いた時間に面接を受けに行ったりできますね。

 

転職についての悩みなどは、社外の人間に相談するようにしてください。

 

 

急募の求人などでは不利になる

 

欠員補充のために、緊急で募集をする企業などは多いです。そういった場合、在職中だとすぐに入社できませんから、敬遠される傾向にあります。急募の求人に関しては、すでに退職している人が有利だといえるでしょう。

 

内定をもらったとしても、引継ぎなどの関係から入社まで1〜2ヶ月程度は掛かってしまうのが普通です。なので、入社まで余裕を見てくれる企業を選ぶ必要がありますね。

 

 

総合的に考えると在職中の転職活動がおススメ!

 

これまで、仕事を辞めずに転職活動することのメリット・デメリットを紹介しました。人によって感じることは様々でしょうが、良し悪しを考慮すると在職中の方がメリットが大きいと思います。

 

なぜなら、転職を成功させるためには、納得がいくまで検討する必要があるからです。

 

将来のキャリアを決定づけることなので、求人選びは慎重に検討する必要があります。今の会社で働きながらであれば、焦ることが無いので良い企業が見つかるまで気長に待つことができるわけですね。

 

退職してからであれば、経済的に不安定なので待てる時間にも限りがあるでしょう。離職期間が長いと不利になりますから、条件が悪くても内定を受けざるを得ない場合があります。

 

会社を辞めてからの転職活動は危険

 

 

ですから、よほどの理由がない限りは、在職中に転職活動を行うことをおススメします。

 

忙しくて時間が取れない人であれば、転職エージェントを利用すると良いでしょう。求人の紹介から面接日時の設定まで、転職活動のすべてを代行してもらうことが可能です。

 

非公開求人も豊富にありますから、積極的に活用してみてください。

 

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