転職時のリスクを理解しよう

転職のリスクについて

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今の仕事に満足できずに転職を考えていても、なかなか勇気が出なかったりしますよね。会社を辞めるのは大きな決断ですし、転職して失敗するかもしれません。それなら、今の仕事でも良いかと思ってしまう人もいるでしょう。

 

しかし、転職のリスクについて正しい知識を持っていれば、それを回避したり予防することができるはずです。実際のところ、あなたが思っているほど、大きなリスクは少ないかもしれません。

 

ですから、転職をする前に、リスクについての知識を付けておきましょう。

 

 

経済的なリスク

 

転職先が決まってから辞めるのなら良いですが、先に会社を辞めるときには注意が必要です。なぜなら、すぐに転職先が見つかる保証が無いからですね。

 

どこからも内定が出ないままで、半年〜1年経過してしまうこともあります。自己都合退職の場合だと、失業保険が出るのは3か月先です。引っ越しが必要なら費用が掛かりますし、ある程度の貯蓄が無いと生活が厳しくなるリスクがあるでしょう。

 

また、ボーナスがもらえなかったり、退職金が減るなどのデメリットもありますね。転職後に給料がダウンすることもあるので、覚えておきましょう。

 

 

既存社員との間の壁に関するリスク

 

誰もが知っている有名企業に転職を希望する人は、かなり多いと思います。安定した給料や福利厚生など、中小企業よりも社員の満足度は高いはずです。また、ステータス性もあるので、キャリアに箔を付けたい人にはピッタリでしょう。

 

しかし、大企業にはメリットが多い半面、デメリットもあるので知っておいてください。

 

 

組織に馴染むのに時間が掛かる場合がある

 

一般的に、大企業は新卒の採用に最も力を入れています。早い段階から企業説明会などを開いて、優秀な学生の囲い込みをしていますよね。

 

そして、新卒の教育などにも熱心に取り組みますので、離職率が低い傾向にあります。

 

参考までに、大手企業の社員の定着率の表を掲載します。

 

社名 業種 定着率(%)
昭和シェル 石油 100
三井不動産 不動産 100
NTTドコモ 通信 99.6
キャノン 電気機器 98.3
三井物産 卸売 98.2
花王 化学 96.1
JT 食料品 95.9

ホワイト企業トップ300」より

 

こういった企業だと、中途採用で入ってくる人は必然的に少なくなります。

 

そもそも、途中入社という文化があまり無いんですね。そういった会社に転職をすると、疎外されている感覚を持つ可能性があります。自分だけ孤立してしまって、仕事でも結果を出せないとなると立場が悪くなるでしょう。

 

新卒の生え抜きたちでグループを作っていますから、その中に入っていくのは高いコミュニケーション能力が必要となりますね。なので、自分から関係性を作っていくのが苦手な人の場合、苦労するかもしれません。

 

 

過剰な期待をされる

 

大手企業への転職の場合、自分の専門性を買われたキャリア採用が多くなると思います。そうすると、社内で過剰な期待をされてしまうかもしれません。「この人は、すごい能力を持っているんだ」といった目で見られます。

 

新卒が大部分を占める会社では、転職者は珍しく異質な存在であり、相当な実力者だと思われてしまう傾向にあるんですね。求められるものが大きくなりますから、早急に結果を出す必要があります。

 

ここで焦ってしまうと結果が出なくなるので、プレッシャーに負けない強い心が必要ですね。

 

 

専門用語が分からない

 

これは、大企業に限ったことではありませんが、その会社特有の専門用語があります。会社内だけでしか通じない言葉ですね。これを知っていないと、十分なコミュニケーションが取れないことがあります。

 

私も社会人の時には、営業会社に勤めていましたが、特有の言葉がありました。

 

チャキ、即アポ、ひっくり返しなど。。

 

外部の人からすると、意味が分かりませんよね。

 

ですから、初めのうちはどんどん質問して、その企業の文化を受け入れる必要があります。聞きなれない言葉が飛び交っていると疎外感を感じてしまいますが、積極的に学ぶ意識を持っていないといけません。

 

 

理想とのギャップによるリスク

 

転職前は、その会社の情報が分かりません。ホームページなどで調べることが出来ますが、実際に入社してみないと社内の雰囲気などは掴めないのが現状としてあります。

 

だから、入社してみてイメージと違っていたということがあるんですね。これについては、自分で調べるのには限界があります。その会社に勤めている人に知り合いがいないと、内情までは掴むことができません。

 

ですから、理想とのギャップは覚悟しておくべきでしょう。

 

 

独特の社風に戸惑うことがある

 

伝統的な日本企業の場合、どこの会社でも同じような社風であることが多いです。

 

しかし、ベンチャーや外資系などであれば、会社によって雰囲気は全く違います。バリバリの体育会系であったり、完全実力重視で年功序列などが存在しなかったり。本当に様々なタイプがありますね。

 

入社後に後悔をしないように、面接中に雰囲気を理解する努力が必要でしょう。自分と全く合わないのであれば、続けることが難しくなります。

 

 

教育システムが備わっていないことがある

 

中途採用が当たり前の会社の場合、新人教育が不十分なことがよくあります。

 

そういった会社は社員の入れ替わりが激しいために、簡単な業務マニュアルだけ作成して、あとは個人で理解することが求められます。手取り足取り教えてくれるといったことが無いんですね。

 

また、キャリア採用だと即戦力が求められるため、「これくらいできるでしょ?」といった目で見られてしまいます。気軽に質問できる雰囲気でなかったりすることもあるので、自分で創意工夫をする努力が必要となるわけです。

 

 

労働待遇が悪くなる場合がある

 

最近では、「ブラック企業」という言葉が一般化しています。違法な長時間労働や低賃金で従業員を酷使する会社のことで、社会問題となっていますね。残念ながら、いまだにブラック企業は無くなっていません。

 

そして、ブラックとは言わないまでも、自分が思っていた以上に待遇が悪くなる可能性があります。年収が下がったり、福利厚生が無くなったりなど、ある程度の待遇の悪化は想定しておいてください。

 

求人情報の内容と実際の環境が異なっていることもあるので、過剰な期待をしないことが大切ですね。

 

 

自分のスキルが通用しない可能性

 

今までの経験を買われて採用されたとしても、それが転職先で通用するとは限りません。扱う商材が変わったり、異業種になったりすると、全く勝手が変わることがあるんですね。思うような結果を出せないと、肩身が狭い思いをすることになります。

 

だんだんと居場所が無くなっていき、また転職をする羽目になるかもしれません。

 

なので、自分のスキルを過信しないことが大切ですね。客観的に自分を見つめ直してみて、本当に通用するのかを判断する必要があります。

 

 

転職エージェントを使えばリスクを回避できる!

 

上記で紹介したリスクの多くは、事前情報が足りないために起きるものです。

 

会社の内情は外から見えないので、入社してから後悔してしまうわけですね。あらかじめ情報を知っていれば、こういった問題は起きないでしょう。

 

なので、転職エージェントを利用することをおススメします。

 

エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーから非公開求人を紹介してもらえます。そして、その会社の詳しい状況なども、事前に教えてもらえるわけですね。

 

キャリアアドバイザーは各企業の採用担当者と打ち合わせしているので、その会社の内部情報を知っています。そういった状況を提供してもらえば、理想とのギャップが生まれる心配も無いでしょう。

 

転職のリスクを最小限に出来ますから、積極的に活用してみてください。

 

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転職しないことのリスクもある

 

転職することのリスクよりも、「転職しないことのリスク」を考えた方が良いかもしれません。

 

今勤めている会社が、ずっと安定しているという保証はないでしょう。数年後には業績が悪くなって、待遇が悪化する可能性があります。もしかすると、リストラされるかもしれません。

 

その時になって転職を考えても、年を取りすぎると内定先を見つけるのも難しいでしょう。

 

なので、早い段階から転職をして、キャリアを積み重ねた方が良い場合もあるわけです。色々な職を経験して自分に付加価値を付けていけば、キャリアアップしていくことができます。

 

リスクを恐れて転職しないことは危険ですから、自分の可能性を広げるためにも転職を考えてみてください。


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