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完璧主義をやめるための7つのコツとは?完璧を目指すのは生きづらいよ!

      2016/06/14

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常に向上心を持って努力している人は、本当に素晴らしいですよね。自分自身を成長させるためには、重要なスキルだといえます。しかし、完璧にこだわって成果を求めようとすると、マイナス要素も出てきますから注意が必要です。

完璧主義な人は、自分以外の他人にも完璧を求めてしまいがちです。なので、人間関係が壊れてしまったり、部下が付いてこなくなったりします。そして、完璧にできない自分にいら立ち、ストレスを溜めこんでしまう傾向があります。

実際、うつ病などの精神病にかかりやすい人は、完璧主義である可能性が高いそうです。なので、完璧を求めすぎるのもダメだということですね。多くの場合、完璧主義だとデメリットの方が多いようですから、ほどほどにした方が良さそうです。

ここでは、完璧主義に陥らない秘訣を紹介します。

あなたは完璧主義者?チェックリストで診断しよう

自分が完璧主義者だとは、気が付いていない人も多いかもしれません。逆に、完璧主義だと思い込んでいても、勘違いである場合もあるでしょう。なので、自分の完璧主義の度合いをチェックしてみることをおススメします。

まずは、以下の質問に回答してみてください。

  • 自分の意見を曲げることが嫌いだ
  • 欠点や悪いところを直そうと常に努力している
  • 不平等や不正なことはぜったいに許せない
  • 小さな間違いであっても、修正せずにはいられない
  • 物事を正しいか正しくないかで判断し、自分は正しいことを選択している
  • やることが多く、いつも時間に追われている
  • 意見の違いで他人と衝突することが多い
  • 他人の悪いところがよく目につく
  • 自分は周りの人よりも、しっかりしていると思う
  • 過ぎたことをいつまでも気にしがち
  • 失敗をするのが怖い
  • 今の自分に満足していない

上の質問において、5つ以上当てはまるのであれば完璧主義である可能性が高いです。

当てはまる項目が多いほど、完璧主義の度合いが強くなる傾向にあります。

なぜ完璧主義となるのか?

完璧主義の性格になってしまうのは、幼少期の育て方に原因があると言われています。親に厳しく教育されると、完璧主義になりやすい傾向にあります。特に、失敗した時に怒られたりすると、自分に自信を持つことができなくなります。

そうすると、自分に価値が無いと思うようになり、結果にこだわるようになります。結果を出すことによって、自分の価値を確認しようとするわけですね。だから、些細なミスも許すことができずに、物事を完璧にこなそうとするということです。

しかし、人間である以上、完璧に行動するのは不可能です。予想外の事態が起きることがありますし、小さなミスをしてしまうかもしれません。そのため、自分の理想通りの結果を出すことができずに、さらに自信を失ってしまうということになります。

その自信を取り戻すために、より完璧主義になっていくわけです。こういった悪循環を繰り返すことになるので、病的なほどに完璧を求めるようになり、神経をすり減らす人も少なくありません。

だから、根本的な原因としては、自分への自信の無さということになりますね。

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完璧主義者の特徴について

100点か0点かという極端な思想

完璧を求めるということは、常に100点満点を目指すということです。だから、小さなミスでも許されなくなってしまい、「100点じゃなければ0点で良い」という思考になってしまいます。つまり、99点でも0点でも同じだと考えてしまうわけですね。

そのため、物事を途中で投げ出してしまう可能性が高くなります。たとえば、途中まで仕事を完璧に遂行していたとしても、一つのミスがあっただけで急にやる気を失ってしまいます。そのままやれば十分な合格ラインなのに、「もうダメだ」となってしまうわけです。

頑固者の職人気質な人に多いパターンですね。

相手にも完璧を求める

完璧主義者の人は、自分だけでなく相手にも完璧を求めるようになります。部下や同僚、恋人や家族などに対しても、完璧であって欲しいと思うわけですね。時には、「自分だけが頑張っているのに」と、被害妄想を抱くことも少なくありません。

また、自分のやり方が絶対に正しいと思っているので、他人のやり方を否定するようになります。自分の考えを他人に押し付けるために、いつも周りの人と衝突してしまいます。

自分の周りから人が離れて行ってしまうので、一人で孤立してしまったりするでしょう。

全力で頑張らないといけないと思っている

まじめで責任感が強いために、何に対しても全力で取り組もうとします。これは悪いことではないのですが、少し融通が利かない部分がありますね。少し手を抜いて良いところでも全力で頑張ってしまうので、いつも肩に力が入った感じになるわけです。

なので、友達とふざけあいながら作業することができず、いつもピリピリして仕事をすることになります。周りの人にやりづらい雰囲気を与えてしまうので、職場の空気を乱してしまう原因となるでしょう。

無意味な幻想を追い求める

完璧主義な人は、「完全な理想」が存在すると思っています。だから、それを求めて全力で努力をし続けるわけですね。

しかし、世の中に完璧なものは存在しません。一方から見ると問題がなくても、他の方向から見ると問題だらけといったことが往々にしてあるわけです。つまり、完璧主義者が求める理想というのは、「存在しないもの」だということです。

存在しないものを追い求めるわけですから、永遠にたどり着くことはできません。完璧にできない自分に対して苛立ってしまい、また自信を失うというループを繰り返すことになります。

無駄な努力を続けることになるので、多くの時間を捨てることになってしまいます。

完璧主義によるデメリットとは?

成功するのが難しくなる

何事も完璧を目指すようになると、失敗するのが怖くなってしまいます。パーフェクトを目指そうとするのでするので、少しのミスも命とりだと思うわけですね。そのため、決断力や行動力が無くなってしまいます。ここぞという時に行動できなければ、結果を出すのは難しくなりますよね。

また、失敗を恐れるあまり、常にプレッシャーやストレスを感じるようになります。すると、落ち着きがなくなってソワソワしてしまい。パフォーマンスが低下してしまったりするかもしれません。

平常心で行動することができなくなるので、成功からは遠ざかってしまうでしょう。

途中で投げ出してしまう

先述の通り、完璧主義だと100点か0点かという極端な思考となります。だから、100点満点が取れないと分かった時点で、諦めてしまうわけですね。中途半端を許すことができないので、途中で投げ出してしまうようになります。

簡単な仕事なら問題ないでしょうが、少し難易度が高くなると最後までやり通すことができません。継続性がないので、「アダルトチルドレン」というレッテルを貼られてしまうでしょう。社会に出ると、こういった人は評価されないはずです。

社会に求められているのは、一か八かではなく常に70点くらいの結果を出せる人です。だから、過剰な完璧主義になってしまうと、社会で活躍することは難しくなりますね。

周りの人から敬遠される

自分だけでなく他人にも完璧を求めてしまうので、周りの人に厳しく当たってしまいがちです。失敗が許せないのでピリピリした空気を出しますし、厳しい口調で指示を出すためにトラブルになることも多いでしょう。

自分の思い通りに他人を動かすことは難しいですから、精神的なストレスが溜まる一方です。周りの人からも「やりにくい人」だと思われてしまい、次第に避けられるようになるかもしれません。

仕事で結果を出すにはチームワークが必要ですので、周りと協力できるスキルを持っていることが大切です。

要領が悪い

あらゆる点にこだわってしまうので、物事の優先順位が付けられなくなります。なので、どうでもいいことに時間を掛けてしまい、スムーズに仕事が進みません。何が重要で何が重要でないのかを、見極めることができないわけです。

また、他人に任せることができないために、何でも自分でやろうとしてしまいます。だから、余計に時間を費やしてしまって、思うような成果も出せないといった事態になるでしょう。

仕事の中でも重要な部分は限られるので、メリハリをつけることが必要だといえます。

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完璧主義を克服するための7つの秘訣

目的を考える

まず、何かの仕事をするときには、その目的を考えるようにしてください。完璧主義な人は、結果だけでなくプロセスにもこだわろうとします。しかし、大切なことは、結果を出すことだけですよね。プロセスは重要ではありませんから、そこを間違えないようにしましょう。

なので、どうでもいい部分に時間を掛けたりしないようにしてください。たとえば、ダイエットをするのであれば、目的は痩せることです。それ以外にありません。だから、運動することや食事制限をすることは、プロセスであって目的ではないということになります。

なので、プロセスを完璧にこなさなくても、痩せられればそれで良い事になりますよね。ですから、あまり過剰にプロセスを考えないようにしましょう。適度に力を抜きながら仕事をこなすことでも、結果を出すことができます。

合格点を知る

自分が行う仕事によっては、70点くらいで良い場合もあります。完璧に100点満点を目指したとしても、そもそも求められていないということもあるわけですね。だから、どれくらいの完成度を求められているのかを最初に確認しましょう。

そうすることで、自分がどれくらいのレベルで仕事をすれば良いのかが分かるはずです。常に全力を出すのは良い事ですが、求められていないところでは頑張る必要はありません。必要以上に自分を追い込んでしまうと、力を出すべき時に出せなくなってしまいます。

それだと、本末転倒ですよね。なので、自分が力を入れる場所を見極めて、最大のパフォーマンスを出せるように工夫をしましょう。そうすることで、完璧主義から脱することができ、効率の良い仕事ができるようになるはずです。

優先順位を考える

自分のタスクを整理してみて、どれを優先するべきかを考えましょう。完璧主義の人は、すべてに全力を出そうとします。でも、時間に限りがあるわけですから、それを実現することは不可能だといえます。

なので、最も優先度の高いタスクに、一番の労力を避けるようにしましょう。このように、タスク管理を行うことで、無駄を省いて効率的に仕事をすることができます。完璧主義だと要領が悪くなりがちですから、時間の配分を考えるようにしてください。

全てにおいて完璧なのは不可能なので、手を抜くべきところを見極めることが大切です。

時間制限を設ける

タスクごとに時間制限を設けることで、必要以上に時間を割くのを避けることができます。完璧主義だと、1つのタスクに時間をかけ過ぎてしまって、後の予定がどんどん遅れる傾向にあります。それだと、すごく生産性が悪くなりますよね。

なので、時間が来たら次のタスクへ移行するようにしてください。時間内に終わらせる工夫をすることで、仕事の能率がアップしていくはずです。そして、完璧にこだわる必要も無くなりますから、覚えておくようにしましょう。

ミスの許容範囲を決める

どんな人間でも、ノーミスで仕事を終わらせることは出来ません。なので、あらかじめミスをすることを想定しておくと良いでしょう。「ここまでは、ミスしても大丈夫」と最初から決めておけば、どんどん仕事をこなすことができるようになります。

完璧主義の人は、一つもミスを許せないと思いがちなんですね。でも、そんな考え方だと生産性が落ちるだけですから、ミスをしても仕事を完遂することの方が大切です。また、ミスをすれば、そこから何かを学ぶことができます。なので、自分の成長にとっても良い事だと思います。

定期的に休憩をはさむ

完璧を目指すあまり、仕事に没頭しても良い事はありません。定期的に休憩をしないと、集中力を持続させることが難しくなります。集中力が切れたままで仕事をしても、生産性は上がらないでしょう。

いつもプレッシャーがかかったままだと、精神的にすり減ってしまいます。うつ病や統合失調症などの精神疾患にかかるリスクが高くなるので、あまり心に負担を掛けないようにしてください。

なので、思い切って休むということも大切です。メリハリをつけて仕事をすることが、効率よく仕事を進めるために重要なことだといえます。これは、すごく大切なことですから、覚えておくようにしましょう。

自分に期待をしすぎない

「完璧でなくてはならない」「ナンバーワンじゃないとダメ」などと、自分に対して過剰な期待をするのは止めましょう。これだと、自分を追い詰めてしまうだけですから、良い結果を生むことはありません。

成功とは、自分の中での最善の結果を出すことです。他人と比較したり、高すぎる目標を目指すのは止めてください。自分の能力に見合わない努力をしても、何の結果を出すこともできないわけです。

なので、自分の能力を見極めて、身の丈に合った目標を持つことが大切ですね。

完璧主義をやめるのに役立つ本

がんばりすぎるあなたへ

完璧主義で、何もかも頑張りすぎてしまう人に向けた本です。完璧主義には、「健全なもの」と「不健全なもの」があるとしていて、不健全な完璧主義を無くすための方法が解説されています。

自分のプロファイルを作ることで、自分にとって悪影響になっている習慣を見つけることができます。これを改善していけば、自然に完ぺき主義から抜け出すことができるわけですね。

真面目な人にほど、本でもらいたい本です。

すごい手抜き

仕事に対して手を抜くことで、さらに成果を出すための方法が解説されています。

心に余裕をもって仕事ができるようになり、残業しないで仕事を終わらせられるようになるでしょう。要領が悪い人は、この本から得られるメリットはすごく多いと思います。

完璧を目指すことに疲れてしまった人は、読んでみてください。

以上、完璧主義から抜け出す方法を紹介しました。手を抜くところと力を入れるところを、しっかりと分けることが重要ですね。メリハリをつけて仕事をする人こそが、本当にできる人間だといえます。なので、適度に抜くことも考えるようにしてください。

photo credit: bark

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