ブラック企業の見分け方を紹介します

ブラック企業の見分け方を紹介します

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最近、ブラック企業が社会問題になっていますよね。ブラック企業とは、労働時間が長い割に給料が安く、高いノルマや休日出勤などを強いられる会社のことです。ひどい所だと過労死する従業員を出すなど、ニュースで取り上げられることもあります。

 

でも、会社の実態は、外側からは分かりにくいです。なので、入社してみて初めて、ブラックだったと気付くことも多いんですね。そういう私も、昔はブラック企業で働いていました(汗)。今考えると、かなり辛かったです。1日に16時間労働とかはザラだったので。

 

このページでは、うっかり入社してしまわないために、ブラック企業の見分け方を紹介します。これを覚えておけば、間違った転職をすることもないでしょう。

 

ブラック企業を見分けるための7つの方法

 

いつも求人広告を出している

 

ブラック企業は過酷な労働環境なので、従業員が頻繁に辞めていきます。業種にもよりますが、入社して3カ月もすれば半数近くが辞めているそうです。こういった状況なので、大量に採用を繰り返して使い捨てていくわけですね。

 

なので、求人サイトなどで頻繁に広告を出しているのなら、かなり警戒した方が良いでしょう。何度も目にする会社名だと、ブラック企業である可能性が高いです。転職を考えているなら、数か月前からマメに求人情報に目を通した方が良いと思います。

 

 

求人情報に特有のキーワードがある

 

転職サイトや求人誌を見ると、色々な会社が求人情報を出しています。実は、その求人情報を見るだけでも、その会社の内情を読み取ることができます。ブラック企業特有の文言などがあるので、そういったキーワードが多用されていると要注意です。

 

詳しくは、以下のような文言です。

 

  • 幹部候補募集
  • 未経験者歓迎
  • 年齢層が若い会社です
  • 事業拡大のため大量募集
  • 中途採用のハンデはありません
  • 学歴不問
  • 急募
  • 夢や熱意など、精神論的な言葉

 

ブラック企業は離職者が多いので、常に人手不足で年齢層も若い傾向にあります。なので、大量に人材を集めるために、入社しやすいキャッチーな言葉が並んでいます。上記のキーワードが頻繁に出てくるなら、疑った方が良いでしょう。

 

 

給与が異常に高い

 

同じ業種の他社と比較して、かなり高めの給料体系を記載している会社があります。これは、人を集めるためのエサの可能性が高いですから、気を付けましょう。また、歩合給を強調して高収入をアピールしている企業などもあります。

 

でも、実際に入社してみると、かなり薄給であることが多いです。求人情報に書かれている内容は、マネージャークラスの給与体系だったり、かなり高いノルマを達成しないと得られない金額だったりするわけです。

 

なので、ウマい話には騙されないようにしてください。

 

 

ホームページの更新が止まっている

 

最新情報の内容が1年前のものだったり、長時間放置されている企業ページには気を付けましょう。人材が足りなくて更新に手が回っていない証拠ですし、対外的にアピールするために見かけだけのページである可能性が高いからです。

 

まともな会社であれば、ホームページの更新はちゃんと行っています。なので、気になる企業があれば、ホームページまで確認しましょう。

 

 

面接が簡素で即決で内定を出す

 

ブラック企業は、面接をあまり重視していません。とにかく人が足りていないので、ちゃんと会話ができれば誰でも良いという感じで採用していきます。なので、面接の時間も極端に短くて、深い質問もされないままで面接が終わります。

 

最初の一回の面接のみで採用が決まりますから、そういった会社であれば内定を辞退した方が良いですね。また、求人情報の条件と面接で提示される条件が違うこともあるので、しっかりと確認するようにしてください。

 

 

夜遅くまで会社の電気が付いている

 

時間に余裕があるのなら、その会社まで訪問してみることをおススメします。夜遅くまで事務所の電気が付いていたら、残業をして働いている証拠です。特に、22時以降まで電気が消えていないなら、長時間労働が強いられているということですね。

 

ネットや他人からの情報よりも、実際に自分の目で確かめることが重要となります。なので、家から遠い場所にある会社だとしても、一度は訪問してみてください。事前に確かめずに入社してから後悔するのは、ある程度は自分の責任だといえます。

 

 

社員の様子を確認する

 

こちらも、実際に会社を訪問して確かめる方法ですね。出社時間や昼休憩、退社時間などに会社の前まで行ってみて、社員の様子を観察してみてください。社員の年齢層や態度などを見ることで、その職場の雰囲気がイメージできるはずです。

 

若い人が多かったり、疲れ切った表情をしているなら、ブラック企業である可能性が高いかもしれません。また、ブラック企業では、チャラチャラした見た目の社員が多い傾向にあります。そういった面を含めて観察することで、色々な情報を得ることができるでしょう。

 

 

 

以上のように、ブラック企業は普通の会社と比べると、全然違うことが分かりますよね。外側からでもある程度の判断はできますから、入念に調べるようにしましょう。転職活動は自分の人生を左右するものなので、ゆっくり時間をかけて行うことをおススメします。

 

でも、これでも完璧に見分けられるとは限りません。入社してみないと、分からないことは多いですから。ですから、転職エージェントを使って求人を紹介してもらうのをおススメします。エージェントで扱う求人は非公開なので、胡散臭いブラック企業は排除されています。

 

なので、転職に失敗する可能性も低くなりますよ。当サイトでは、転職エージェントのランキングを紹介しています。

 

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ぜひ、参考にしてみてください。


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