書類選考で落ちる書類の特徴とは？
ツイート書類選考で何度も落ちてしまう人は、書き方に問題があるかもしれません。本人も気づかない単純なミスのせいで、書類選考に落ちることは多いようです。ちゃんとポイントを押さえて書かないと、読まれない可能性もあるので注意しましょう。
特に、つまらないミスで落ちてしまうのは、非常にもったいないです。長い時間をかけたとしても無駄になってしまうので、しっかりと考えるようにしてください。
ここでは、よくある応募種類のミスについて紹介します。
基本中の基本について
職務経歴書が多すぎる
自分の経歴を詳しく伝えようとして、何枚にもわたって書く人がいます。自分の熱意を示しているつもりでしょうが、そういった書類は敬遠される傾向にあります。なぜなら、採用担当者は何百通の書類をチェックしているので、長すぎるものは読まれないからです。
なので、短い文章で端的に伝える方が、担当者は読みやすいです。熱心な自己アピールは面接でできますから、書類選考においては見やすさを意識しましょう。ですから、多くても3枚までにしてください。
氏名の記載を忘れる
意外と多いのが、氏名を書くのを忘れる人です。履歴書には氏名を書きますが、職務経歴書に書いてない人がいます。この場合だと、履歴書と職務経歴書がバラバラになった場合、誰のものなのか分からなくなってしまいます。
数十人の書類を一気に選別しますから、混ざってしまうことは珍しくありません。なので、職務経歴書にも名前を書くことが大切ですね。また、添付した顔写真も剥がれる可能性があるので、裏に名前を書くようにしましょう。
それだけでも、気が利く人間だとして高評価を得ることができます。
企業名を省略する
企業名を書くときには、株式会社○○や○○有限会社といった正式名称で書くようにしましょう。（株）や（有）などの略語とを使うと、印象が悪くなってしまいます。社会人として常識的なマナーですから、ちゃんと覚えておきましょう。
細かい所ですが、こういった所に人間性が表れるんですね。採用担当者はチェックしていますから、気を付けるようにしてください。
文章が長すぎる
書類の枚数と共通する部分ですが、採用担当者は時間がありません。なので、短時間で読めるように工夫をする必要があります。ですから、文章量はあまり多すぎないようにして、分かりやすく手短に書くようようにしてください。
パッと見で要点が分かるように書かないと、論理性が低いと思われてしまいます。できる限り文章量を減らす必要がありますし、結論から書く癖を付けるようにしましょう。それだけで、かなり読みやすい文章にすることができます。
誤字脱字が多い
一番多いミスは、誤字脱字に関するものですね。パソコンで作成する場合は、誤変換などにも気を付けないといけません。もしも間違ってしまったら、新しい用紙に書き直すようにしてください。
また、案外多いのが西暦と和暦を混ぜてしまうことです。どちらかに統一しないと、読みづらい文章となってしまいます。少し確認すれば分かることですから、十分に気を付けるようにしましょう。
記載する内容について
内容が抽象的
過去の実績を書くときに、「売上をアップさせた」や「戦略的に考えた」など抽象的な表現をしてしまうことがあります。なので、数字を使ったり詳細なプロセスを記載したり、具体性を高めた文章にしてください。
読んだ人が鮮明にイメージできるように書かなければ、全く意味がありません。ただ、先述の通り、長すぎる文章でも読まれないので、短い文章で端的に示すようにしましょう。最初は難しいかもしれませんが、何度も練習して具体的な文章に出来るようにしてください。
業界用語を多用する
異業種への転職をする場合、前の業界の専門用語を多用すると担当者が理解できない可能性があります。また、同じ業界であっても、社内でしか使わない特殊な用語だと担当者は分かりません。ですから、誰が読んでも理解できるように書くのも大切です。
特に、人事担当者は、細かい専門用語に疎い可能性が高いです。なので、初心者でもわかるくらいに簡単な言葉を使うようにしてください。読む人に配慮した書類を作成することで、印象を高めることができるでしょう。
無関係な資格を並べる
資格は多い方が良いと考えて、業務に関係ないものを大量に書く人がいます。統一性の無い資格を列挙すると、無計画に資格を取得していると思われてしまうでしょう。実際のところ、業務と関係な資格を並べても、評価が高くなることはありません。
ただ、無関係な資格だとしても、業務に応用できると思うのなら書くようにしてください。その先には、具体的にどのように役に立つのかも記載する必要があります。
職歴の不足
失業期間が長かった場合、その理由もちゃんと書かないといけません。明確な理由が無ければ、採用担当者は疑いの目を向けるはずです。失業中にアルバイトをしていたなら、それもしっかりと書くようにしましょう。
また、転職回数が多い場合には、省略せずにすべての職歴を記載してください。職歴を偽ってしまうと、後でバレた時に面倒なことになります。最悪の場合、内定の取り消しになる可能性もあるので、正直に申告するようにしてください。
以上のように、初歩的なミスで書類が台無しになってしまうことは多いです。失敗をしないためにも、何度も確認してミスの無いようにしてください。それだけで、書類選考の通過率が変わってくる場合があります。
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