管理職への転職において効果的な自己PRとは?

管理職への転職において効果的な自己PRとは?

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35歳以上で転職をする場合、管理職としての役割が期待されます。中間管理職としての能力が求められますから、上司と部下の間に立って現場を仕切る必要があります。なので、マネジメント能力やコミュニケーション能力を備えていないといけません。

 

そして、職務経歴書に記載する自己PRにおいても、そういった能力をアピールすると効果的です。管理職として内定をもらいたいなら、必ず意識するようにしましょう。

 

ここでは、管理職がするべき自己PRについて紹介します。

 

管理職に求められる能力とは?

 

転職してキャリアアップを望んでいるのなら、管理職としての能力を持っていないといけません。どういった能力が求められているのかを知ることで、転職活動でアピールするべき個所が分かります。なので、以下を参考にしてみてください。

 

 

マネジメント能力

 

部下を指導するためのマネジメント能力は、管理職の肝となるものですね。今まで管理職の経験があるのなら、絶対にアピールをしなくてはいけません。部下のモチベーションを高めるのはもちろん、常に全体を見渡して人員を適材適所で配置するなどの視野の広さが必要となります。

 

以下で紹介する「マルチタスク能力」「コミュニケーション能力」「素早い判断力」などは、マネジメント能力の一部だといえるでしょう。組織として目標達成をするために必要な能力なので、周りを惹きつけるカリスマ性なども必要かもしれません。

 

 

マルチタスク能力

 

部下を管理する立場になると、やるべき業務が多くなります。目標の設定や予算の管理、業務の進捗の確認やトラブル処理など、数えきれないほどの仕事があるわけです。なので、それらを同時進行でこなすことができる、マルチタスクの能力が必要となります。

 

一つの仕事に追われるのではなくて、同時に複数の仕事を処理しないといけません。ですから、常に全体を見渡して、素早く優先順位を付けて行動する癖を付けておきましょう。日頃から意識をすることで、マルチタスク能力を磨くことができます。

 

 

コミュニケーション能力

 

中間管理職だと、上司と部下の間で複雑な人間関係となります。中には、年上の部下がいたりするので、世代を問わず意思疎通ができるコミュニケーション能力が必要です。チームをまとめるためにコミュニケーションは必須ですし、目標を達成するためにマメにコンタクトを取らないといけません。

 

また、部下の能力を引き出すマネジメントにも繋がるものですから、かなり重要な能力だといえます。なので、常日頃から色々な人と会話をして、コミュニケーションを取る習慣を付けるようにしましょう。

 

 

素早い判断力

 

ビジネスの場面においては、重要な決断を迫られることがあります。その時に、正しい方向性を見極めて素早く判断する能力は必要不可欠です。チームが目標に向かって真っすぐ進めるように、正しい判断をしないといけません。

 

なので、日頃から判断の重要性を強く認識しておきましょう。結果が出たのであれば、なぜ結果が出たのかを考えてください。また、失敗したら、なぜ失敗したのかを考えます。そうすることで、自分の判断力は磨かれていくものだと思います。

 

 

どのように能力をアピールするか?

 

管理職として活躍するためには、上記で挙げたような能力が必要となります。なので、応募書類や面接などで、的確にアピールできるようにしておいてください。

 

 

マネジメント能力のアピール

 

自分の管理能力を示すためには、具体的なエピソードを伝える必要があります。過去のマネジメント経験の中で、印象に残っている出来事を面接で話すようにしてください。その時に、部下の人数や会社への貢献の度合いなどを数値で示すことが重要です。

 

具体的な数値で示すことができれば、面接官の頭にも鮮明にイメージすることができるでしょう。「○人の部下を率いて、●●万円の売上を達成しました」と伝えることで、臨場感のあるアピールになりますよね。

 

また、失敗談などがあれば、それを伝えることも大切です。失敗から学んだことや対処法を伝えることで、臨機応変に対応できる自分を強調することができるでしょう。

 

 

マルチタスク能力のアピール

 

自分が過去に担当したプロジェクトを軽く紹介しましょう。そして、そのプロジェクトを進めていく中で、自分が作業した項目を挙げていきます。それらの目的や課題、成果などを具体的に紹介することで、作業の遂行能力をアピールすることができます。

 

自分がどういう意識で作業したのかということや業務の優先順位の付け方など、細かく伝えることで面接官にアピールしましょう。

 

 

コミュニケーション能力のアピール

 

これは、意思疎通の能力ですが、管理職としてはマネジメントも兼ねています。なので、部下の指導においての実績を示すのが効果的だと思います。問題のあった部下の話をして、何が問題だったのか、どのように改善させたのかを説明しましょう。

 

部下を正しい道へ導くことができたのであれば、マネジメント能力をアピールすることができます。そして、それはコミュニケーション能力にも繋がっていますから、上司と部下の間に挟まれても意思疎通ができる人間だと期待を持ってもらえます。

 

 

素早い判断力のアピール

 

過去の重要な局面の話を出して、そこでどんな判断をしたのかを説明しましょう。成功例だけでなく、失敗例もあれば伝えることが効果的です。そして、失敗から何を学んだのか、その学びをどのように生かしたのかということを伝えるのがポイントだといえます。

 

 

管理職の経験が無い時には?

 

未経験から管理職の求人に応募する人も少なくありません。中高年の転職だと管理職のポストが多いですから、やむを得ず応募することがあるでしょう。そういった時にも、上手くキャリアをアピールできれば採用のチャンスがあります。

 

管理職の経験が無かったとしても、長年勤めていれば新人の教育などの経験があるはずです。または、豊富な職務経験の中から、いくつもの成功体験がありますよね。そういったことを具体的なエピソードを交えて、面接で話すようにしてください。

 

または、チームで仕事をするときに、リーダーやメンバーをサポートした経験など、アピールできることはたくさんあるはずです。管理職に応用できるスキルを何かしら持っているはずなので、それを上手く伝えられるように工夫をしましょう。

 

 

 

以上、管理職に必要な能力とアピール法を紹介しました。キャリアアップをするためには、管理職への転職は必要不可欠です。なので、正しいアピール法を知って、企業へ応募してみましょう。きっと、満足のいく転職が出来るでしょう。


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