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言いたいことが言えない人は、アサーティブな自己主張を身に付けよう

      2016/05/06

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他人と接するときに、自分の言いたいことが言えない人がいますよね。嫌われるのが怖くて、嫌なことでも引き受けてしまったりします。しかし、そんなことを続けていると、損をするだけですしストレスも溜まってしまいます。

なので、自分の意見を発言できる自己主張のスキルを身に付けるべきです。ここで言う自己主張とは、無理やりに意見を押し通すことではありません。その場に適した言い方で、自分の意見を伝える技術です。

もしも、周りと意見が食い違ってしまっても、お互いに話し合って妥協できるポイントを見つけることが大切です。双方が満足できる関係を作ってこそ、正しい自己主張だといえますね。

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適切に自分の意見を伝えるアサーション

コミュニケーションスキルの一つに、「アサーション」と呼ばれるものがあります。アサーションとは、自分も相手も大切にするための自己主張の方法です。つまり、相手に配慮しながら、自分の意見や考え方を伝えるための方法ですね。そして、アサーションが実現されている状態を「アサーティブ」といいます。

アサーティブな状態を意識すれば、相手を傷つけることなく自分の意見を言うことができます。そして、意見が食い違ってしまったら、お互いに話し合って納得のいく結果を出すことも可能です。なので、自分が損をしてしまうことが無いわけですね。周りに遠慮して言いたいことが言えない人は、アサーションを意識するようにしてください。

 

アサーティブを邪魔するものとは?

アサーティブな状態を作るためには、自分自身の意識が非常に大切です。自分の考え方を変えないと、アサーティブは実現できないので注意してください。

 

遠慮がちになる

人と接するときには、遠慮してはいけません。「相手を不快にさせたくない」とか「自分が我慢すれば良い」とか思っていると、いつまでたってもアサーティブな状態になれないと思います。相手と自分の関係は、常に対等なものです。

だから、必要以上に下手に出て、遠慮する必要は無いわけです。相手の意見を聞くのと同じように、自分の意見を言うのも大切だと思ってください。自己主張は悪い事ではありませんから、考え方を変えるようにしましょう。

 

自分に自信が無い

自分に自信を持っていない人は、何でも周りに合わせてしまいがちです。そして、自信が無いがために、自分の意見もハッキリと伝えることができません。そういう状態だと、自己主張をするのは無理ですよね。

なので、常に堂々と人と接するようにしてください。そうすることで、自分の意見にも説得力が生まれますから、意志の疎通もしやすくなります。リーダーシップを発揮するときにも重要なことですから、覚えておきましょう。

 

 

周りの目を気にする

「自分は間違っているかも」とか「こんなこと言ったら嫌われるかも」という意識があると、本当に伝えたいことを伝えられなくなります。他人の顔色ばかりを伺うことは、誰のためにもなりません。

だから、周囲を気にせずに、思ったことを口に出すことも大切です。実際に伝えて見なければ、相手がどう思うかは分かりません。自分の思い過ごしである場合も多いですから、とにかく言葉を発するようにしてください。そうすれば、周りとの壁も無くなるはずです。

 

失敗を恐れる

完璧主義な人ほど、失敗を恐れるようになります。もちろん、失敗は少ない方が良いですが、それを恐れてしまうと何もできなくなってしまいます。仮に失敗したとしても、自分で責任を取れるのであれば問題ありません。

だから、間違っても良いので、どんどん発言するべきだと思います。発言の数が少なくなるほど、アサーティブな状態から離れていきます。相手との意見交換をするためにも、失敗を恐れずに意見を言うようにしてください。

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アサーションを実践する

肯定的な言葉を使う

「○○はダメだ」とか「○○できない」という否定的な言葉を使うと、会話がストップしてしまいます。拒絶的なイメージを与えてしまうので、相手が話す気を無くしてしまうかもしれません。なので、なるべく肯定的な言葉を使うようにしてください。

もし、何かを否定するのであれば、その代替案を提示するべきです。「○○はダメだけど、●●だったら良いと思う」という感じですね。ポジティブな会話を心掛けていれば、話し合いも進展していきます。そして、双方が納得できる答えを見つけることができるでしょう。

 

お願いの表現を使用する

何かを依頼するときには、「○○しなさい」という命令的な言い方は避けるべきです。これだと反発されるかもしれませんし、相手も自発的に動こうという気にはなりません。なので、「○○してほしいんだけど」という風に、お願い表現で伝えてみましょう。

こうすれば角が立ちにくいですし、すんなりと聞き入れやすくなります。特に、管理職などで他人に依頼する機会が多い人は、こういった表現を多用すると良いでしょう。リーダーシップのある人は、無意識にこの表現を使用していることが多いです。

 

自分を主語にして話す

「私は○○と思う」という風に、主語を自分にして会話をしましょう。そうすることで、自分の意見だと印象づけられますし、相手を否定することにもなりません。よく、「あなたは○○だ」という風な言い方をする人がいますが、これだと攻撃的な印象となってしまいます。

相手のことを断定するような言い方をすると、話し合いがこじれる場合が多いです。なので、自分と相手は別物として話を進めるようにしてください。それを意識すれば、お互いに言いたいことが言える関係になれると思います。

 

事実に基づいて話す

自分の主観や思い込みだけで話すのではなく、事実に基づいて話すようにしましょう。客観的なデータなどがあると良いですね。そうすれば、自分勝手な発言でないと認識されますし、周りからの同意も得やすくなります。

主観が強すぎる意見は、周囲からの反発を受けやすいです。自分の意見を上手く通すために、データを集めるクセを付けておきましょう。それだと、論理的な話し方になりますし、かなり説得力が高くなるはずです。

 

キッパリと断る

嫌なことを嫌と言うのは、誰にでも与えられている権利です。アサーティブとは、自分と相手が対等な関係であることです。なので、自分が我慢するような状況だと、アサーティブとは言えません。

遠慮がちな人は、自分が損をすることで場を収めようとしますよね。でも、それだと話し合いの意味がありませんから、自分の権利はしっかりと主張するようにしましょう。お互いに納得できる結果を出せるように、根気よく話し合うことが大切です。

photo credit: andy in nyc

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