管理職への転職で気を付けるべき事とは?

管理職への転職で気を付けるべき事とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加  

30代以上の中途採用の募集においては、リーダーやマネージャーの経験者を求める求人が増えています。管理職としてチームをまとめる役割を行い、管理職としての活躍が期待されているわけですね。

 

過去の実績などが評価されるので、リーダー経験がある人はキャリアアップ転職が期待できるなど将来性の高い案件となっています。なので、管理職などを目指している人は、こういった求人に応募しても良いかもしれません。

 

ここでは、リーダーやマネージャーの求人について解説します。

 

リーダーやマネージャーの定義とは?

 

まず、リーダーとマネージャーとは、具体的にどう違うのでしょうか?両者は似て非なるものなので、その違いを理解することから始めましょう。

 

リーダー

 

リーダーとは、小規模のチームをまとめる人のことです。部下は2〜3人規模のことが多く、多くても10人以下のチームとなっています。そして、ある程度の権限を持って、メンバーを束ねることが求められます。

 

そして、他の部署とも連携をして、業務の調節を図るなどの業務をしないといけません。リーダーには、明確な肩書きが無いことが多く、他の社員と待遇的には変わらないことがほとんどです。

 

ただ、その後に大きな組織を任されることも多いので、管理職としてのファーストステップともいえます。

 

 

マネージャー

 

マネージャーの定義はあいまいですが、中規模の組織をまとめる人のことを指します。チームは数十人規模となっていて、リーダーとしての働きの他に予算の管理などの裁量権も与えられています。

 

なので、リーダーよりも規模や裁量権において、大きな権限を持った立場と言えます。事業部の進捗の管理など、管理職としての仕事が大きくなります。

 

企業はどんな人材を求めているか?

 

リーダーやマネージャーを募集する企業は、プロジェクトを任せられる人材を求めています。具体的に言うと、顧客のニーズを把握したりチームをまとめるコミュニケーション能力と他の部門と連携を行う調整力の2つが必要です。

 

なので、経験年数が少なくても、実績を出していれば評価されます。実際にチームをまとめて結果を出した過去があるなら、それをアピールすることで選考においても有利となるでしょう。

 

また、企業の求める条件に満たない場合でも、工夫すれば効果的に自分をアピールすることができます。具体的には、以下の通りですね。

 

 

リーダー経験無しの場合

 

チームをまとめた経験が全く無いのであれば、少しハードルが高くなります。しかし、サブリーダーとしての実績があったり、後輩の指導などに自信がある場合であれば、そういった面をアピールすることで採用の可能性はあります。リーダー経験が無かったとしても、素養を認めてもらえれば採用は期待できます。

 

 

管理人数が少ない場合

 

求人欄には、「10人程度のチームのリーダー経験者」などという風に、まとめた部下の人数を応募条件としている場合があります。そして、自分が5人ほどのチームしかまとめた経験が無かったとしても、応募を諦めてはいけません。

 

管理人数が少なくても、必要となるスキルは同じです。なので、コミュニケーション能力や部門間の調整力の高さをアピールすることで、採用の可能性はグンと上がるはずです。

 

 

 

転職市場においては、リーダーやマネージャー職のニーズが非常に高いです。チームをまとめられる人材は、どこの企業でも必要とされています。なので、キャリアアップのためにも、そういった求人に挑戦するのは大切だと言えるでしょう。


このエントリーをはてなブックマークに追加