面接で好印象を与える転職理由とは?

面接で好印象を与える転職理由とは?

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転職の面接を受ける際に、必ず質問されるのが転職理由についてです。なぜ転職を決意したのかという明確な理由が無ければ、採用される確率はほぼ無いと言っても良いでしょう。キャリアアップしたいという、ポジティブな理由であれば問題ありません。

 

でも、仕事が合わないなどのネガティブな理由であることが多いですよね。そういった場合、面接担当が納得する理由に言い換える必要があります。

 

ここでは、面接で伝えるべき転職理由について紹介します。

 

採用担当者は、転職理由から何を判断するか

 

企業は人材を採用するために、大きなコストを支払います。求人広告を出すだけでも、かなりの金額になるので、できるだけ優秀な人材を採用したいと思っています。また、採用してからも教育などに時間が掛かるので、すべてを合わせると負担が大きいです。

 

なので、すぐに辞める人間でないかや会社の価値観に共感できるかといったことを見極めようとします。転職理由とは、その人の仕事に対する考え方が如実に表れる部分です。なので、採用担当者も目を光らせる部分ですから、しっかりと考えるようにしましょう。

 

 

26歳以下の人

 

社会人経験が浅い年齢の人は、今後のポテンシャルが期待されます。なので、勉強熱心さや向上心をイメージさせることができれば、比較的簡単に内定をもらうことができるでしょう。自発的に努力をしない人や会社にぶら下がる気持ちの人では、見抜かれてしまう可能性が高いので注意してください。

 

 

30歳以上の人

 

経験を積んで色々なスキルを身に付けた年代ですから、かなり期待をされているはずです。なので、即戦力で活躍できることをアピールしてください。過去の経験を生かして、さらなるステップアップを目指すという内容にすれば、説得力が非常に高くなります。

 

 

好印象な転職理由のポイント

 

内的な要因をアピールする

 

転職を考える人の多くは、人間関係が原因であるようです。しかし、「上司とのウマが合わない」や「人間関係が苦手だった」などの理由を面接で伝えてしまうと、間違いなく印象が悪くなるでしょう。

 

また、「労働時間が長い」とか「給料が少ない」といった理由なども、できる限り控えるようにしたいですね。このような外的な理由を伝えてしまうと、仕事に対する意欲が低い人間だと思われてしまいます。

 

なので、自分の内面に目を向けて、内的な理由を伝えるようにしてください。たとえば、「○○の能力を伸ばしていきたい」とか「責任のある仕事がしたい」といったことですね。こういった内面の理由を伝えることで、意識の高い人間だと思ってもらえるはずです。

 

 

具体的なほど良い

 

転職理由を伝えるときに、「スキルアップしたい」といっても抽象的すぎて分かりません。採用担当者が聞きたいのは、「どれくらい会社に貢献できるのか」といったことです。

 

なので、以下の質問に答えられるような具体的な理由を伝えてください。

 

  • どんなスキルを身に付けたいのか?
  • 何のために身に付けるのか?
  • 今のスキルはどれくらいなのか?
  • 将来的には何を目指しているのか?

 

これらの項目を、スムーズに答えられるようにしましょう。

 

具体的な転職理由を語れるほど、それだけ熱意が高いと思ってもらえます。目的意識が明確な人は高評価を得られるので、自分がやりたいことを深く知るようにしてください。

 

 

専門スキルを押し出す

 

新卒の時と違って、中途採用では即戦力が求められます。

 

十分な研修なども用意されていないので、入社してすぐに結果を出せる人材を企業は欲しがっているわけですね。だから、自分のスキルに関連した転職理由を語ることが望ましいです。

 

  • 前職でのマネージャー経験を生かせると思った
  • Webディレクターの知識を御社で活用したい
  • 営業力には自信があるので他の企業で試したい

 

何かしらのスキルを持っている人に、採用担当者は魅かれます。

 

なので、入社後の活躍が期待できる転職理由を語れることが、何よりも大切なことだといえるでしょう。

 

 

同情を誘わない

 

転職面接では、自分の状況を悲劇的に伝えて同情を誘おうとする人もいます。「親が病気で寝込んでしまって・・・」「会社をリストラされて・・・」など、こういった状況を聞かされても採用担当者には関係ありません。

 

先述の通り、会社に入って貢献できることが重要ですから、自分のスキルをアピールしなくてはいけません。ネガティブ思考な人は敬遠される可能性が高いので、できる限りポジティブな意見に言い換えるようにしてください。

 

 

ポジティブな転職理由の作り方

 

まずは本音を書き出す

 

最初は、転職を決意した本音の理由を紙に書き出しましょう。これは、体裁などは全く気にする必要はありません。たとえば、「給料が安い」とか「人間関係が嫌だ」「労働時間が長い」などと言ったことですね。

 

とにかく、素直な気持ちで、自分が感じる転職の理由をすべて出しましょう。物事には色々な見方ができますから、マイナスの理由であってもプラスに変換することは出来ます。なので、正直に気持ちを書いてみてください。

 

 

プラスの理由に書き換える

 

面接で好まれる転職理由は、キャリアアップなどの向上心のあるプラスの理由です。これは、「高評価を受ける転職理由」でも紹介しました。今のスキルを生かして、さらに上を目指す理由で転職を行うということですね。

 

なので、先ほど書き出したネガティブな理由を、前向きな理由に捉えられないか考えてみてください。そうすることで、説得力のある正当な理由にすることができます。

 

詳しくは、以下のようになります。

 

給料が低い

給料に不満を持って、転職をする人は多いです。でも、それを正直に面接で言ってしまうと、相手の心証を悪くしますよね。もっと給料の良い会社があれば、辞めるのかと思われてしまいますし。

 

なので、面接時に言い換えるとすると、以下のようになります。

 

前職では、営業マニュアルの作成や業務の円滑化などの成果を上げましたが、思うような評価が得られませんでした。そこで、自分の業績をしっかりと評価して、給料にも反映してくれる会社で働きたいと思っています。

 

単にお金が目当てなのではなく、出した結果を評価してほしいと伝えるのがポイントです。そうすることで、自分の仕事ぶりもアピールすることができます。

 

 

人間関係が合わない

人間関係による転職も、割合でいうとかなり高いはずです。上司や同僚とウマが合わないのは仕方ないですが、これを言ってしまうと強調性が無い人だと思われてしまいます。

 

なので、以下のように言い換えましょう。

 

会計のスキルを磨くために簿記の勉強をしましたが、前の会社ではスキルを生かす場所がありませんでした。なので、学んだスキルでステップアップできる環境で働きたいと思い、転職を決意しました。

 

人間関係の不満を口にするとマイナス評価なので、別の理由に言い換える必要があります。自分のスキルを見直して、さらなるキャリアアップを目指す理由にしましょう。

 

 

仕事が面白くない

仕事にやりがいを感じることができなければ、その会社で働き続けるのは難しいでしょう。でも、面白くないからといって投げ出してしまうのは、責任感が無いという評価を受けることがあります。

 

なので、言い換えるとすれば、以下のようになります。

 

会計の知識を付けたくて自分なりに勉強しましたが、入金処理しか任されてもらえませんでした。もっと専門的な会計の知識を付けたいと思い、そういった環境の職場に転職したいと思います。

 

自分の興味のある分野を学びたいという風に、言い換えるようにしましょう。そうすることで、専門的にキャリアアップしたいというポジティブな理由となります。

 

 

経営方針に納得できない

会社のやり方に付いていけず、転職を決意することもあるでしょう。でも、それを面接でアピールしても、不平不満が多い人だというレッテルを貼られてしまうことがあります。

 

なので、以下のように言い換えましょう。

 

前職では、売り上げ重視で新規獲得が最優先に考えられていました。その結果、顧客サポートに手が回らない状態となり、アフターフォローが疎かになっています。私は顧客との信頼関係を築きたかったので、転職を決意しました。

 

前の会社の問題点を具体的に明示して、自分のやりたいこととの乖離を明確に伝えることがポイントです。そうすれば、前向きに自分のキャリアを考えているという印象を与えることができます。

 

 

社風が合わない

会社の雰囲気が合わなければ、長く働くことは難しいですよね。でも、「社風が合わない」といっても漠然としすぎていますし、説得力がありません。なので、明確で筋が通っている理由に言い換えるようにしてください。

 

具体的には、以下のようになります。

 

前の会社では、個人主義で社内の競争が激しい職場でした。しかし、私はチームワークを生かした仕事がしたかったので、仲間と協力して仕事に取り組める職場に転職を決意しました。

 

「自分が何をしたいのか?」「社風のどこに問題があるのか?」といったことを明確にして、面接で伝えるようにしてください。

 

 

会社の業績が悪化した

不景気なので、会社の業績が不安定になることもあるでしょう。でも、それだけを転職理由としても、あまり説得力がありません。会社の業績が悪いと何が問題なのかを伝えることで、説得力のある転職理由となります。

 

例えば、以下のように言い換えてみましょう。

 

会社の業績が悪くなって、大規模なリストラが行われました。そして、担当顧客の数が増えすぎて、フォローが追いつかない状況となってしまいました。私は、顧客と信頼を築いてフォローしたいと思っていたので、今の状況では納得のいくサービス提供ができず転職を決めました。

 

業績の不振によって、自分のやりたいことが実現できなくなったことをアピールしましょう。業績が悪かったとしても、自分なりに努力し続けたことを伝えるのがポイントです。そうすれば、自分の熱意も伝わるので、自己アピールすることができます。

 

 

以上のように、転職の理由を正直に伝えるだけでは、適切に自分の魅力を伝えることができません。なので、転職をスキルアップのチャンスだと考えて、自分の能力をいかに生かせるかを考えるようにしましょう。


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