スキルが足りない求人へ応募するときのポイント

スキルが足りない求人へ応募するときのポイント

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転職活動を行う時に、全くの異業種へ転職をすることがあると思います。または、同業種であっても、未経験の職種を志望することもあるでしょう。そういった場合だと、スキルや経験の不足を理由として、書類審査で落とされてしまうことがあります。

 

しかし、未経験の仕事であっても、過去の経験を上手く生かすことで効果的にアピールすることもできます。だから、経験年数が足りないからといって、応募を諦めるのはもったいないですね。

 

ここでは、スキル不足の求人へ応募するときの注意点を紹介します。

 

採用担当者に興味を持ってもらうには?

 

まず、経験が足りない求人に応募するときには、書類審査が最初の難関となります。そこで、不適格な応募者はふるいにかけられますから、経験が少ないと落とされやすいということですね。なので、経験が足りなかったとしても、「会ってみたい」と思われる書類を作成しないといけません。

 

具体的には、類似した過去の経験を紹介するといったことが大切ですね。自分の持っているスキルを棚卸しすれば、他の仕事に応用できるものが見つかるはずです。ですから、角度を変えたアプローチをすることが大切だといえます。

 

コミュニケーション能力や営業力など、異業種でも応用できるスキルはたくさんあります。なので、これまでの職歴を武器に変えられるように、上手くアピールできるようにしてください。

 

 

また、新しい仕事に対する意欲を示すということも重要です。なぜその業界を選んだのかや転職を決めた理由、その会社を志望した理由など、自分の熱意を伝えることで採用担当者の心に響くかもしれません。

 

やる気があれば、今後の成長が期待されます。なので、スキルが不足していても、それは気持ちだけで補えるわけです。どうしてもチャレンジしてみたいのなら、思いの丈を面接でぶつけてみてください。

 

 

スキルが足りないときの対処法

 

応募条件の確認

 

まずは、求人広告を熟読してみて、応募条件を読み解きます。実は、応募条件には「絶対条件」と「理想的な条件」の2つのタイプがあります。絶対条件とは、応募者が100%満たしておかないといけない条件のことです。

 

一方、理想的な条件とは、企業ができれば満たしたいと思っている条件となります。たとえば、「Javaでの開発経験がある方は優遇」といった表記があれば、Javaは必須ではないけれど経験があれば優先的に採用するという意味です。

 

絶対条件は必須ですが、理想的な条件は満たしていなくてもチャンスがあります。

 

こういった応募条件の違いを理解しておけば、その企業で求められている人物像が分かるでしょう。また、今の自分に足りないモノも理解できるはずです。そうすれば、何かしらの対策を打つことができますね。

 

 

その企業に合わせたアピール法を考える

 

企業で求められている人物像が分かったら、それに合わせて自分をアピールしなくてはいけません。リーダーシップのある人を求めている企業だとすれば、自分のリーダー的な素質を示すエピソードを考えるようにしましょう。

 

入社後の活躍がイメージできる説明をしなければ、内定をもらえることはありません。だから、具体的な提案ができることが必須だといえるわけですね。強い意欲と向上心と共に、自分をアピールする方法を考えてみてください。

 

スキルが足りないとしても、自分の過去の経験やスキルの中から似ているものを見つけましょう。類似したものがあれば、それをアピールポイントにすることができます。完璧に条件を満たす必要はありません。わずかでも似ている所があれば、それを応用して仕事に役立てることができるわけです。

 

なので、そういった部分を強調して自己PRを書くようにしてください。他の応募者とは違ったアプローチとなりますから、差別化になります。採用担当者が価値を感じてくれれば、プラスの評価をしてもらえることが多いです。

 

 

 

以上のように、求められるスキルや経験を持っていなくても、他のもので代用できる場合があります。ですから、すぐに諦めてしまうのではなくて、しっかりと考えるようにしましょう。自分としても新しい経験ができるので、キャリアアップにつながるはずです。


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