自分のアピールポイントを見つけるコツ

自分のアピールポイントを見つけるコツ

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職務経歴書には、自己PRの欄があります。そこに、自分が強みだと思っていることを書いて、他の応募者と差別化を図らないと書類選考を通過することは出来ません。しかし、自己PRを迷いなく書ける人は、かなり少ないと思います。

 

「アピールできるものが無い」と、感じている人もかなり多いでしょう。なので、しっかりと自己分析を行って、アピールポイントを明確にしましょう。

 

ここでは、自分のアピールポイントを見つける秘訣を紹介します。

 

キャリアや実績について

 

自分のこれまでのキャリアを振り返って、仕事で成功した場面を思い出してください。どのような方法で実績を出したかを知ることで、採用担当者に効果的にアピールすることができます。具体的には、以下の4つを意識してみましょう。

 

  • その時の状況
  • 思い付いたアイデア
  • 行動した内容
  • 得られた結果

 

これらの4つを明確にして順序良く伝えることで、説得力のある自己PRとなります。なので、些細なことでも良いので、何かの結果を出したことがあるなら自分のアピールポイントにしてみてください。

 

 

スキルや資格について

 

専門的なスキルや資格を持っているなら、それがアピールポイントになることがあります。ただし、自分の志望企業のニーズに合ったものに限ります。資格を持っているだけでは意味がありませんから、資格を活用して提供できるスキルを分かりやすく伝えるようにしましょう。

 

「○○の仕事がしたいから、資格を取得しました」と伝えるだけでも、立派なアピールになりますよ。

 

以下のポイントで、考えてみてください。

 

  • 持っている資格や免許は何か?
  • 一般以上のスキルや趣味は?
  • それらを身に付けた理由は?
  • スキルアップのために勉強していることは?

 

こういったことを明確にすれば、向上心の高いポジティブな人間だという印象を与えることができます。

 

 

やる気や人間性について

 

実績や資格などが無くても、自分の意欲を前面に押し出してアピールすることができます。経験が無くても、積極的に吸収するようなポジティブさがあれば武器となります。これは、応募先企業の社風や文化に合わせて表現すると効果的ですから、事前に企業研究をしっかりと行ってください。

 

具体的には、以下のポイントで考えてみましょう。

 

  • 仕事で役に立っている自分の長所は?
  • 周りからどんな人だと言われるか?
  • 仕事をするときに意識していることは?
  • 毎日の習慣にしていることは?
  • 今一番やりたいことは?

 

これらの質問に答えることで、自分の個性を知ることができます。自分でも気づかなかったような、アピールポイントが見つかるかもしれません。

 

 

短所を長所に変える

 

自分に長所が無いと思っている人でも、短所は意外と簡単に見つけることができるでしょう。自信が無かったりコンプレックスが強い人ほど、自分の短所には敏感であると思います。でも、短所が分かっているのなら、見方を変えるだけで長所にすることができます。

 

短所と長所は表裏一体ですから、捉え方の違いなわけですね。たとえば、「集中力が無い」という短所があるなら、「好奇心が旺盛」という長所に言い換えることができます。「時間にルーズ」なことは、「マイペース」と捉えることもできるでしょう。

 

このように、解釈の仕方を変えるだけで、印象を変えることができるわけです。なので、自覚している短所や周りから指摘される欠点などを集めて、プラスに考えるようにしてください。そうすれば、アピールポイントは簡単に見つけることができると思います。

 

 

多くの転職エージェントに会う

 

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーに進路を相談することができます。そこで、自分の経歴を伝えることで、アピールポイントを客観的に指摘してもらえるわけです。しかし、アドバイザーによって、着目するポイントは異なります。

 

ですから、複数のエージェントに登録して、色々なアドバイザーに見てもらうことをおススメします。そうすれば、色々な視点から見た自分の個性を知ることができます。採用担当者に刺さりやすい言葉が見つかれば、目を引く書類を作れますよ。

 

 

 

以上のように、色々な角度から考えることで、自分のアピールポイントを見つけることができます。ですから、何をアピールすれば良いか分からなかったとしても、自分を客観視することで見えてくることがあります。なので、自分を見つめ直すことから始めてください。


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