現実逃避型の転職の注意点

現実逃避型の転職は要注意!

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転職をするのは良いことだと思いますが、それが現実逃避にならないようにしてください。特にやりたいことがあるわけでもなく、今の会社から逃げ出したいだけで転職をすると高い確率で失敗してしまいます。なぜなら、転職先でも嫌なことがあると、また辞めたくなってしまうからですね。

 

転職とは、「やりたいことを実現するためのもの」であり、今の状況から逃げ出すためのものではありません。だから、転職理由が現実逃避になっているのであれば、考え直した方が良いでしょう。

 

ここでは、現実逃避で転職する人の特徴を紹介します。

 

現実逃避型にありがちな3つの特徴

 

今の仕事が嫌になった

 

職場の人間関係だったり、仕事が面白くないなどの理由で、転職を考えている人は要注意ですね。これは現実逃避型の典型ですから、かなりの確率で失敗してしまうでしょう。逃げ癖が付いてしまったら、何度も転職を繰り返すことになります。

 

転職を決意する理由としては、「どうしてもやりたいことがある」という目的が無いといけません。仕事が嫌だという理由だけだと、健全とはいえないわけですね。他の企業の面接でも転職理由について追及されますから、目的意識が明確でないと内定をもらうのは難しいでしょう。

 

だから、転職したいと思った時には、「やりたいことは何か?」と考えてください。明確な答えが出ないのならば、転職しても失敗する可能性が高いと思います。

 

 

カッコいい仕事がしたい

 

一見、華やかに見えるような仕事は、人気が非常に高いです。たとえば、広報やマーケティング、コンサルタント、企画などがそうですね。傍から見るとカッコ良さそうなイメージですから、求人があると相当な応募数があるようです。

 

でも、こういった仕事を志望する人は、チャラチャラした気持ちで応募する人も多いんですね。カッコ良いからといった理由だけで、よく考えずになんとなく応募してしまいます。そういった気持ちだと、転職後に後悔することになるでしょう。

 

 

実際のところ、表面上は華やかな仕事であっても、泥臭い部分が多かったりします。

 

  • 部屋にこもってのデスクワークが多い
  • 会議の繰り返しで意見の調整が必要である
  • 取引先に訪問して顧客の顔色を伺わないといけない

 

単なる憧れだけで入ってしまった人は、イメージとのギャップで落胆してしまうことも少なくありません。

 

だから、そういったリスクを減らすために、業界のことをしっかりと調べてから転職活動を始めるようにしてください。本を読んだり、業界の人に話を聞いたり、できることはたくさんあるはずです。

 

 

なんとなく刺激がほしい

 

何年も同じ会社で働いていると、刺激や緊張感が無くなってしまうことがあります。いつも同じメンバーで似たような仕事ばかりだと、退屈してしまうわけですね。だから、気分転換のために転職を考える人も少なくないでしょう。

 

ただ、これも失敗する可能性が高いと思います。なぜなら、転職をすることで今よりも悪い待遇になるかもしれないからです。今の仕事が退屈だったとしても、非常に恵まれた環境だったりするわけですね。

 

だから、明確な理由が無いのに、転職を決意するのは早計だといえるでしょう。

 

 

目的意識が明確であるかどうか

 

今まで述べたとおり、転職活動において必要なことは、「自分のやりたいことが明確かどうか」です。自分の適性を見極めたうえで、本当にやるべきかを決めるようにしましょう。

 

つまり、自分の軸の部分を明確にするということですね。

 

本気で心から取り組みたいと思える職種であれば、転職後に挫折する機会も少ないですし、結果を出せる可能性も高くなります。ですから、しっかりと自問自答して、自分の軸の部分を理解するようにしてください。

 

そうすれば、現実逃避で転職して後悔することも少なくなるはずです。


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