同業他社へ転職するときに気を付けるべき事とは?

同業他社へ転職するときに気を付けるべき事とは?

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中途採用の現場では、即戦力になるかどうかが期待されています。なので、同じ業界で転職する人はすごく多いですね。それだと、業界の知識を持っているわけですから、転職してもすぐに結果を出すことができます。

 

しかし、同業他社へ転職をする場合、いくつか気を付けておくべきことがあります。転職後に思わぬ落とし穴にハマる恐れもありますから、知識として知っておきましょう。

 

ここでは、同業他社への転職における注意点を紹介します。

 

会社の規模が異なる場合の注意点とは?

 

同業他社へ転職したとしても、その会社の規模はそれぞれ異なります。なので、大手企業から中小企業への転職であったり、中小企業から大手企業へ転職したりする場合があるわけです。同じ業界だから仕事に違いが無いと思われがちですが、実際に入社してみると大幅に仕事内容が違っていることがあります。

 

大手企業から中小企業へ転職する場合は、自分のスキルについて気を付けないといけません。今まで大手の有名企業で働いていて結果を出せたかもしれませんが、それは会社の看板のおかげであることが多いからです。

 

なので、知名度の低い中小企業へ転職すると、急に結果を出せなくなることがあります。自分のスキルを過信してしまっている人は、注意した方が良いでしょう。

 

また、大手の場合だと分業制で事務作業は専門スタッフがいますが、中小企業だと事務などの雑用も自分でする必要があります。なので、自分の役割分担が広くなりすぎて戸惑ってしまう場合もあります。ですから、こういったことは覚えておきましょう。

 

 

一方、中小企業から大手企業へ転職する場合は、今までよりもスケールが大きくなるというメリットがあります。福利厚生などもしっかりとしているので、待遇などが前の会社よりも格段と上がるでしょう。

 

しかし、中小企業は個人の裁量が大きかったのに対し、大手ではチームワークが重要視されます。なので、周りの同僚と協力し合う必要があり、コミュニケーション能力が足りないと苦労することになります。人間関係のトラブルも起きやすくなるので、注意してください。

 

 

競業避止義務(きょうぎょうひしぎむ)に注意する

 

競業避止義務とは、今の会社の競合他社に転職したり、同じ事業で起業したりすることを禁止する義務のことです。会社によっては、就業規則に明記されていることがありますし、そういった決まりが無くても従業員の義務とされています。

 

これは企業によって方針が異なりますが、退職後3年間は競合他社への転職を禁止することを定めていることが多いですね。なので、同じ業界で転職をすると、今の会社と揉めてしまう可能性があるので覚えておいてください。

 

 

しかし、憲法には「職業選択の自由」という項目があります。「どんな職業に就くかは本人の自由である」と、国が認めているわけです。なので、仮に同業転職を禁止する契約書にサインをしていたとしても、法律上は無効となります。

 

実際のところ、同業他社への転職をしている人は多いです。会社に転職先を伝えなければ、バレることが無いからですね。仮にバレたとしても黙認してくれるのが通例なので、あまり気にする必要はないでしょう。

 

ただ、今の会社に損害を与えるような行為は御法度です。たとえば、企業秘密レベルの情報を漏えいしたり、顧客名簿を流出させたりすると訴訟の対象となります。これは明らかな犯罪行為ですから、絶対にやらないようにしてください。

 

 

異業種への転職で可能性を広げる手段もある

 

自分のスキルを生かすなら、同業他社への転職しかないと思っている人は多いですよね。慣れ親しんだ業界なら勝手が分かっていますし、すぐに結果を出せると考えるでしょう。でも、自分の価値を高めるために、異業種への転職をする方法もあります。

 

実は、同業他社へ転職した場合、年収が下がってしまうことが多いです。その業界だと自分と同じスキルを持っている人ばかりですし、さらにハイレベルな人も存在するでしょう。だから、自分のアドバンテージとなる部分が少ないわけですね。

 

同業転職しても思うようなステップアップができないのは、こういった理由があるからとなります。

 

 

一方、異業種への転職の場合だと、自分と同じスキルを持っている人はいません。たとえば、店舗での接客業の経験があれば、メーカーの商品開発などの部門でスキルを生かせる可能性があります。顧客の心理を熟知しているので、その知識を元に商品開発ができるわけですね。

 

こういった強みを出すことができれば、周りのライバルに負けることは無くなります。なので、年収がアップしたり、役職が高くなったりできる可能性がありますね。自分独自の武器を作ることで、市場価値を高めることができるわけです。

 

将来的なキャリアアップにも繋がることですから、異業種への転職も考慮に入れてみてください。

 

 

 

以上のように、同業他社へ転職をするときには、注意するべきことがいくつかあります。転職してから後悔することの無いように、あらかじめ理解するようにしてください。外の業界に目を向けることで、新しい可能性を広げることもできますよ。


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