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誰でもできる面白いアイデアの出し方。新しい考えの発想法とは?

      2016/06/14

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仕事で企画書を作ったりするときに、良いアイデアが出なくて困ってしまうケースは多いですね。クリエイティブな仕事をしている人であれば、日常茶飯事の出来事でしょう。

頭が固い人は柔軟な発想ができずに困ることが多いかもしれませんが、少し考え方を変えるだけで面白いアイデアはザクザク出てくるようになります。発想力は生まれ持ったものだと思われがちですが、実際にはそんなことはありません。

ここでは、良いアイデアを出すためのコツを紹介します。

アイデアの原理とは?

既存の要素の組み合わせ

アイデアといえば、独創的な発想をする必要があると思われがちです。でも、世の中には、100%完全なるアイデアは存在しません。もともとある要素に少し手を加えたり、複数の要素を組み合わせたりしているだけで、完全なるオリジナルなものは無いわけです。

たとえば、iPhoneが発表されたときには、革新的な商品だとメディアで騒がれました。でも、商品自体は携帯電話にタッチパネルを付けただけです。他にも色々な機能が付いていますが、単体で見れば別に新しいものではありません。

つまり、アイデアとは「既存の要素の新しい組み合わせである」ということが出来ます。元々ある要素を、いかにして組み合わせるかというスキルが重要なわけです。ですから、ゼロから何かを作り出すという必要はありません。

量を出すことで質が生まれる

いきなり傑作のアイデアを出そうとしても、上手くいくことは無いでしょう。世間にある素晴らしいアイデアの裏側には、膨大な量のボツネタがあります。つまり、数百~数千個のアイデアを出した中で、ようやく1つが見つかるといった感じです。

だから、どんな幼稚なネタでもいいので、数を出し続けるということが大切ですね。実現できるかどうかは関係ないですから、数にこだわって考えるようにしましょう。そうすれば、その中に良いアイデアが紛れ込んでいるはずです。

情報を無限大に広げる

先述の通り、アイデアは既存の要素の新しい組み合わせです。既存の情報を組み合わせることでアイデアが生まれるわけなので、既存の情報は多く持っている方が有利なのは当然ですよね。

そこで、自分の持っている情報を増やすために、「広げる」ことを意識することが大切です。

たとえば、「トマトダイエットが流行っている」という情報を得たとします。ここで終わってしまったら、情報は一つしか得られません。

そこで、「何でトマトで痩せるのか?」「トマトの栄養素って何?」「他に流行のダイエットはあるのか?」などと疑問に持ってみてください。すると、トマトダイエットから、どんどん情報が広がっていくはずです。

こういった試みの中から、アイデアが生まれることが多いですね。色々な情報を集めるために、一つの情報から広げていくようにしてください。

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アイデアを生み出す5つのプロセス

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一般的に、アイデアを生み出すためのプロセスは、5つしかありません。これに沿って考えるだけで、面白い発想が出来るようになります。そのプロセスとは、以下となります。

  1. 情報を集める
  2. 情報を展開する
  3. とにかく待つ
  4. ひらめく
  5. 具現化する

上記のプロセスで、アイデアは生み出されます。順番に解説をしていきましょう。

1.情報を集める

最初の段階は、とにかく色々な情報を集めることから始まります。最初に伝えたように、アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせであるわけですから、データは多い方が良いというわけです。集める情報が多いほど、生まれる発想の幅も大きくなります。

そして、情報といってもいくつかの種類があります。どんな情報かを意識して集めることで、効率よくデータを収集することができるでしょう。具体的には、「関連する情報」と「関連しない情報」の2つです。

たとえば、ビールのキャッチコピーを作るのであれば、ビールに関連した情報を集める必要があります。そのビールの原料であったり、製造工程、どんな顧客がいるのかといったことですね。関連しているあらゆる情報を集めましょう。

そして次に、関連しない情報を集めます。これは、もう何でも構いません。映画であったり、食べ物、ファッション、電化製品など、気になる情報はすべてかき集めます。こういった無関係の情報を集めることで、組み合わせた時に新しい発想となります。

2.情報を展開する

情報がある程度集まったら、それらをじっくりと観察しましょう。あらゆる角度から見てみることが大切です。よく見てみると、今まで気が付かなかったようなことが見えてくるかもしれません。とにかく、観察してみることが大切です。

形式に捉われないようにするのがコツですね。非常識な見方をしてみるということです。ボールペンがあったとしたら、「書く」という通常の使い方以外の用途が無いか考えてみます。

普通では考えないような視点から眺めてみましょう。新しいものが見えてくるはずです。このように、一つの情報を広げていくことで、新しい情報が展開されていきます。

3.とにかく待つ

そして次の段階は、「待つ」というプロセスが必要です。今まで集めた情報はすべて忘れて、全く違うことをします。音楽を聴いたり、体を動かしたり、何でも構いません。自分のやりたいことをすれば良いわけです。

こんなことをして意味があるのかと思うかもしれませんが、これは頭の中を整理するための大切な段階です。無関係な事をすることで、今までの情報が脳の中で熟成されていきます。ワインが熟成するのと同じで、頭の中で情報がどんどん変化していきます。

なので、すべてを忘れて、自分の好きなことに没頭してみましょう。

4.ひらめく

これは、いつ来るか明確な時期は分かりません。ある日突然、アイデアが頭に浮かんできます。散歩しているときかもしれません。お風呂に入っているときかもしれません。脳の中で熟成された情報が、飛び出してくる瞬間があります。

今まで集めた情報と観察をして得られた情報が組み合わされて、全く新しいアイデアとなるはずです。出てきたアイデアを忘れないように、しっかりとメモを取ることをおススメします。いつ出るか分からないので、メモ帳を持ち歩くことが大切ですね。

5.具現化する

アイデアが出たとしても、そのままでは使えない場合が多いです。それを、実用可能な段階まで加工することが、最後のプロセスとなります。不要なところを削ったり、足りないモノを補ったりして、使える段階まで練り直しましょう。

無事に企画書に落とし込むことが出来たら、これでアイデアが完成したということです。ここの段階まで来るには、結構な努力が必要となります。しかし、面白いアイデアを出すためには、必要不可欠なプロセスとなります。しっかりと取り組むようにしてください。

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アイデアの元となる情報を集める秘訣

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カラーバス

カラーバスとは、ある心理効果のことです。ある色を意識すると、それしか見えなくなるという心理のことを言います。たとえば、「今日のラッキーカラーは青です。」と言われると、周辺の青いものが優先して目に入ってきますよね。

この効果を利用すれば、たくさんの情報得ることができます。「今日は赤だ」と決めて、街を歩いてみてください。そうすると、路地裏の赤い看板や道路に落ちている赤いキーホルダーなど、赤いものが勝手に目に入ってくるわけです。

無関係な情報を一度に集められるので、そこから新しいアイデアが生まれるかもしれません。普段なら絶対に気付かない情報が入ってくるので、かなり効率よく情報を集めることができるでしょう。

周囲に耳を傾ける

自分の周りにいる人の会話を、そっと聞いてみましょう。電車やカフェなどで隣にいる人たちの会話を聞いていると、自分が知らなかった情報を得ることができます。今まで考えもしなかった発想が生まれてくることもあります。

新鮮な情報を得る方法として、誰かと話すことが最も効率的です。しかし、まとまった時間を取れなければ、会話をすることは難しいですよね。でも、周りの人の会話を聞くだけなら、通勤や通学中などでもできるわけです。

世間での流行や話題の芸能人、最近のテレビ番組など、あらゆる情報を得ることができるでしょう。もちろん、あからさまに聞こうとすると不審がられるので注意してください。さりげなく会話に耳を傾けるだけで、面白い情報が得られるはずです。

情報をうまく展開させるコツ

どれだけ情報を集めても、それだけでは機能しない場合が多いです。そのため、集めた情報を展開していく必要があります。上手く展開することができれば、アイデアのヒントを見つけることができるでしょう。

連想ゲーム

一つの言葉から連想させていくことで、新しい発想を生み出すことが出来ます。例えば、「東京タワー⇒赤い⇒血⇒ドラキュラ」などといった感じです。どんどん連想させることで、最初の言葉とは全く違うものが見えてくるようになります。

連想ゲームの良いところは、枠組みに捉われずに考えられることです。自由な発想をしようと思っても、意外と範囲が狭かったりするわけですね。本当に自由に考えられる人は、ほとんどいません。

でも、連想ゲームを取り入れることで、全く違う方向へ展開することができるというメリットがあります。

オズボーンのチェックリスト

情報を展開しようと思っても、行き詰ってしまうことがあります。何をやっても自由なのですが、何かしらの指針がないと考えられない人もいますよね。そういった人に対しては、「オズボーンのチェックリスト」がおススメです。

転用 現在のままで新しい使い道は?
応用 他に似たものは無いか?
変更 意味や色、形を変えたら?
拡大 大きくする、回数を増やす、時間を延ばすとどうなる?
縮小 小さくする、回数を減らす、時間を減らすとどうなる?
代用 代わりになる人や物は?
置換 順番や部品を入れ替えたら?
逆転 逆さまにしたり、役割を入れ替えたらどうなる?
結合 合体したり、混ぜるとどうなる?

以上の9つの質問をすることで、色々な見方をすることができます。もちろん、すべての質問に答える必要はありません。少し考えて答えが出ないなら、次の質問へ行きましょう。

一つの情報から複数のアイデアが出てくる可能性があるので、非常に利用価値のあるチェックリストですね。

脳を活性化してアイデアを生み出そう

アイデアを出す方法が分かっても、肝心の脳が働いていなければ意味がありません。脳の機能が落ちていると、どれだけ考えても良いアイデアは浮かんでこないわけです。なので、しっかりと脳のケアを行うようにしましょう。

脳機能を高めるためには、ちゃんとした栄養を取ることが大切です。特に、DHAやEPAが足りてなければ、脳細胞が死んでしまって情報伝達が上手くできなくなってしまいます。仕事や勉強の効率も落ちてしまうので、注意しなくてはいけません。

実は、厚生労働省によると、一般的な人が摂取するDHAとEPAは、毎日300~400mgほど不足しているようです。なので、ほとんどの人が、脳の機能が低下してしまっているということになります。

普段から魚を食べない人は、ほぼ確実に脳細胞が死んでしまっているでしょう。そのため、サプリメントなどを使って、DHAとEPAを補給しなくてはいけません。当サイトでDHA・EPAサプリの比較をしているので、参考にしてみてください。

DHA・EPAサプリメントの正しい選び方とは?

アイデアを出すのに役立つ本

アイデアのつくり方

1988年に発売されてから、いまだに売れ続けているベストセラーです。100ページ程度の薄い本ですが、アイデアを出すための普遍的な方法が解説されています。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」ということが語られており、そのためのカギとなる5段階のプロセスを知ることができますね。

アイデアの教科書ともいえる内容ですから、読んで損はないでしょう。

アイデア・メーカー

ワークシートが入っており、それを埋めるだけで簡単にアイデアを生み出すことができます。教科書と問題集という形式になっているので、アイデアについてのスキルを詳しく学ぶことができるはずです。

商品開発やマーケティングなどの仕事をしている人は、この本の通りに進めるだけで新しいひらめきがあるかもしれません。実際に手を使って考えたい人には、最適な本だと思います。

以上、アイデアの発想法を紹介しました。

アイデアを出すためには、情報収集と精査が重要ですね。とにかくたくさんの情報を集めて、それらを観察します。後は待つだけで、アイデアは生まれます。日頃から色々なものを見る癖をつける必要がありますし、考える習慣も大切です。

何か使えるものはないか、日々意識して生活するようにしましょう。そうすることで、見えてくるものが変わるでしょうし、多くの情報が集まるようになります。アイデアを作るには、毎日の心がけが重要ということです。

photo credit: zetsonMoMA DegasBooks in shelf

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