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頑張らないで結果を出す!脱・完璧主義で生産性を高める4つの方法

      2016/05/06

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仕事をしていると、何でも完璧にこなさないと気が済まない人がいます。与えられた業務を、すべて100点満点でやろうとするんですね。もちろん、それは素晴らしいことですし、理想とするべき状態だと思います。しかし、完璧を求めすぎると、逆にパフォーマンスが下がることがあるので注意が必要です。

完璧主義であることの大きな欠点として、ストレスをためやすいということがあります。我々は人間ですから、すべてを完璧にすることは出来ません。それなのに、完璧を求めようとすると、必要以上に落胆してストレスとなってしまうわけです。

 

あるデータでは、うつ病や統合失調症になる人は、完璧主義である場合が多いそうです。だから、ストレスをためやすくなってしまって、心が疲れてしまうんですね。ですから、完璧主義であることは、メリットでなくデメリットになってしまう場合が多いということを理解しないといけません。

今回は、完璧主義を克服するための方法を紹介します。

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完璧主義であることのデメリット

まずは、完璧主義の弊害を理解することから始めましょう。

 

ストレスをためやすい

これは、冒頭で説明しましたよね。完璧にやろうとすると、1つのミスも許せなくなります。そして、ミスをした自分に対して落胆してしまいますから、それがストレスとなってしまうわけです。

完璧にできない自分に対して自信を失ってしまって、うつ病や統合失調症などの病気にかかってしまうことすらあります。人見知りやあがり症などの人も、こういった傾向がありますよね。日頃からストレスが溜まっている人は、注意した方が良いかもしれません。

 

思考が極端になる

完璧主義の人は、「完璧にできないのなら何もしないほうがマシ」と考える傾向にあります。1回ミスしても、まだ99点取れる可能性があるのに、それをしようとしないわけです。だから、無気力となってしまう場合があります。

中途半端なことが、大嫌いなんですね。100点か0点かという極端な思考になってしまいがちですから、多くの場合上手くいきません。

 

他人に対して厳しくなる

いつも自分自身に完璧を課している人は、他人に対しても完璧を求めてしまいます。なので、ちょっとしたミスでも厳しく叱りつけたりして、他人との衝突が多くなりがちです。職人気質の人が、まさにそうですね。

厳しく叱った方が伸びる人もいますが、多くの場合、モチベーションが下がる原因となってしまいます。そうすると、仕事全体として考えた時に、パフォーマンスが落ちてしまうことになります。

 

非効率な動きが多くなる

完璧主義を追求すると、極度に非効率な状態となります。経済用語として、「パレートの法則」と呼ばれるものがあります。「80:20の法則」と言われることもありますね。これに当てはめて考えると、「8割の成果をあげるには、2割の労力で良い」ということになります。2割の労力だけで、十分な結果を出すことが出来るんです。

しかし、裏を返せば「10割の結果を出そうとすると、残りの8割の労力をこなさなければならない」ということになります。つまり、完璧主義でやろうとするなら、5倍の労力が掛かるということです。ものすごく非効率ですよね。

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完璧主義から抜け出すための4つのポイント

完璧主義でいることのデメリットは、よく分かったと思います。そこで、それを克服するための方法を紹介しますね。これを覚えることで、生産性が今まで以上に上がるかもしれません。

 

1.ミスを受け入れる

ノーミスでやろうとすると、それだけ多くの時間が掛かってしまいますので、逆に非効率となります。ある程度のミスを受け入れた方が、仕事が早く終わって効率的にできるよう可能性が高いです。さらに、学びのスピードも早くなりますから、自分自身も成長することができます。

また、ミスが起きたとしても「こんなこともあるさ」と受け入れられるほうが、人間としての器も大きいと言えるでしょう。それくらいの余裕をもっていると、精神的にも楽なので新しい発想などが生まれやすくなります。

 

2.メリハリをつける

仕事を全体的に捉え、どの部分が最も重要なのかを考えましょう。どんな仕事であっても、本当に重要なのは全体の2割程度だと言われています。なので、そこだけはキッチリとやって、あとは人に任せるなどといったことも重要でしょう。

全ての箇所で全力を出しても、集中力が続かないでしょうし、かえってミスを招く結果にもなります。なので、自分が力を出すべき場所を見極めて、そこだけで最大限の力を発揮できるようにしてください。

 

3.時間制限を決める

時間を無制限で仕事に取り組むと、ダラダラと時間を無駄にしてしまいがちです。特に完璧を求めた場合、必要以上に時間を費やしてしまいます。なので、あらかじめ使える時間を区切ってしまいましょう。

終わりの時間を決めておけば、それ以上は無駄になることはありません。しかも、限られた時間の中で集中力も高くなりますから、効率もあがります。

 

4.心配しても杞憂に終わると自覚する

仕事の前に不安になってあれこれと事前準備をしたとしても、実際にやってみると簡単に終わってしまったということはよくあります。起きるかどうかも分からないことに対して、過度に心配をしても全く意味がないわけです。

不安や心配とは自分が勝手に作り出した幻想ですから、それに対して怯えても何の意味もありません。有りもしないことに悩むのではなく、現実に即した考え方をしましょう。そうした方が、効率性があがります。

 

「完璧主義をやめる=手を抜く」という意味ではない

以上で見てきたように、完璧主義であると身も心も疲れやすくなってしまいます。なので、適度に力を抜くということを覚えなくてはいけません。やるべきところはやって、そうでないところは妥協するということも大切です。

しかし、勘違いしてはいけないのが「完璧主義をやめる=手を抜く」という意味ではないということですね。完璧主義をやめることは、余計なストレスや労力を避けるというメリットがあります。そうすることで、やるべき時に最大の力を出すことが出来るわけです。

全体的なパフォーマンスを上げるためのものですから、手を抜くということではありません。これは、意識をしてくださいね。仕事の効率を高めるためにも、完璧主義をやめることは、すごく重要ですよ。

photo credit: flik

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